茨城県高等学校産業教育生徒交流会
令和4年11月17日(木)、「令和4年度第4回茨城県産業教育生徒交流会」(県南生涯学習センター)を開催しました。会場には、産業関係の高校20校60名の生徒が参加し、3年ぶりに参集型により実施しました。
交流会は、「産業教育に関する各専門分野の学習内容等を互いに理解することで、生徒の視野を広げ、学習の深化につなげるとともに、産業構造の変化に柔軟に対応し、本県の産業を発展させるために、主体的に新たな価値を創造できる人材の育成を図ること」を目的にして開催されました。
令和4年度は、「茨城の新たな産業を創造し未来へつなぐ社会」をテーマにし、成果発表の動画配信に加え、講演会とワークショップを行いました。
参加生徒は、講師である菅原広豊氏(常陸frogs)より「今後、テクノロジーが進展する社会においては、アイディアを掛け合わせて新たな価値を生み出すような発想力が必要」というアドバイスを踏まえ、ワークショップに臨みました。あるグループからは、「地産地消×エコ」と題して、茨城県産メロンをとおして、障害者の雇用、また消費拡大につながる商品開発及び加工技術を世界に発信するというアイディアの発表がありました。
閉会式では、県立岩瀬高校衛生看護科3年木村さんが「様々な学科の皆さんと交流をとおして、新たな発見がたくさんあり、創造の幅が広がった。この学びや経験を今後に生かしたい」と語ってくれました。
参加した生徒の皆さんには、ともに新しい時代を創っていく期待感を持ち、将来の茨城の産業を担う人材として活躍してほしいと思います。



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