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代替大会等の開催における感染拡大予防のための運営方針

  • 代替大会等を実施する際は、本運営方針を基に開催要項を作成すること。
  • 開催日については、各学校における授業時数の確保等に配慮し、原則土日等を活用すること。
  • ルールについては、一部変更するなど感染症対策を行うこと。
  • 別紙「健康チェックシート」を活用し、選手・役員等の参加者の健康状態を確認すること。
  • 会場への移動については、感染症対策を踏まえて移動手段や時間に配慮すること。
  • 開催中のけがや熱中症の事故防止対策に努めること。
  • 県内の感染状況や参加者の感染が疑われた場合、中止・延期等の適切な対応に努めること。

主催者(各競技専門部等)の対策

全般的な事項

  • 各競技団体からの競技特性に応じたガイドラインを参考に、感染拡大予防のための必要な取組を実施する。
  • 会場内の人数が増えて密にならぬよう、関係者や応援者の人数を制限する。
  • 参加者がマスクを準備をしているか確認するとともに、運動時以外においてはマスクの着用を求める。運動中のマスクの着用は参加者等の判断によるものとするが、マスクを着用して運動を行った場合は、熱中症のリスクが高くなることを周知する。
  • 大会前後のミーティング等においても、三つの密を避ける。
  • 各事項の遵守事項を掲示し、換気設備を適切に運転し十分な換気を行うなど、会場内を定期的に巡回・確認する。
  • 万が一感染が発生した場合に備え、参加者から提出された健康チェックシート(個人情報)は、保存期間(少なくとも1月以上)を定め適切に管理する。
  • 大会開催前後における地域の感染拡大状況について注視し、開催自治体の衛生部局と対応について事前に検討しておく。

参加募集時の対応

  • 感染拡大予防のために参加者が遵守すべき事項を明確にし、協力を求める。また、遵守できない参加者には、大会参加を取り消したり、途中退場を求めたりすることがあり得ることを周知する。
  • 参加者に保護者の参加同意書(様式は任意)、健康チェックシート(別紙)の提出を求める。

以下の事項に該当する場合は、参加見合わせを求めること

  • 体調が良くない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合

準備品

  • アルコール等の手指消毒剤(受付窓口に設置)、用具等の消毒剤、ハンドソープ、拭き取り用布巾、ビニール袋や手袋、体温計等

当日の参加受付時の対応

  • 参加校と役員等に健康チェックシート(別紙)の提出を求め、内容の確認を行う。

大会前2週間前における以下の事項

  • 平熱を超える発熱
  • 咳、のどの痛みなど風邪の症状
  • だるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)
  • 嗅覚や味覚の異常
  • 体が重く感じる、疲れやすい等
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触の有無
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  • 発熱・咳・咽頭痛などの症状がある人は入場しないよう呼びかける。場合によっては体温計測で入場を制限する。
  • 並ぶ時等は、参加者の間隔は、できるだけ2mを目安に(最低1m)保てるようにする。

競技運営

開閉式
  • 原則として実施しない。(実施する場合には、人数削減や時間短縮を工夫)
  • 指示伝言がある場合は、マイクや拡声器を利用するなど工夫する。
競技実施中
  • 試合時間の短縮や感染症対策に係る独自ルールを工夫する。

感染症対策に係る工夫の例

  • ベンチや待機場所での密集を避け、人と人の間隔は、できるだけ2mを目安に(最低1m)確保する。
  • 競技中の握手やハイタッチを控える。
  • 円陣を組む時は間隔を確保し、密集を避ける。
  • 唾や痰を吐くことは極力行わない。
応援等
  • 応援者の間隔は、できるだけ2mを目安に(最低1m)確保するよう周知する。
  • 大きな声で会話や、応援はしないよう周知する。
事故対応
  • 事前に医療体制を確保するとともに、当日の事故対応については医療機関と連携し速やかに対応する。
  • 状況の把握と対応に努め、場合によっては大会の中止や延期を決定する。

大会開催後

  • 大会終了後に、参加者から新型コロナウイルス感染症に感染したとの報告があった場合や地域の生活圏において、感染拡大の可能性が報告された場合、開催自治体の衛生部局に直ちに報告する。

参加者(生徒・指導者等)の対策

参加募集時の対応

  • 指導者は、生徒・保護者の意見を尊重した上で参加の有無を検討する。
  • 指導者は、大会の感染症対策を確認するとともに、生徒・保護者に周知する。
  • 生徒は、参加校等で作成された保護者の参加同意書(様式は任意)及び健康チェックシート(別紙)を各学校に提出する。

準備品

  • マスク、タオル、ゴミ持ち帰り用ビニール袋

遵守すべき事項

  • マスクの着用(スポーツの実施中は、マスクの着用はしなくてもよい。)
  • こまめな換気と手洗いや手指消毒を行う。
  • 人と人との間隔を、できるだけ2mを目安に(最低1m)距離を確保する。
  • 更衣室、休憩・待機スペースでの使用留意事項を遵守する。
  • タオルなどを共有しない。
  • 飲食時は他人と取り分けず、回し飲みをしない。また、飲みきれなかったスポーツドリンク等を指定場所以外に捨てない。
  • 全てのゴミは各自で持ち帰る。

競技実施中

  • 主催者が決定した感染症対策における競技運営について遵守する。
  • けがや事故が発生した場合、すぐに指導者から競技本部に報告し適切な対応をする。

大会開催後

  • 大会開催後も自身の体調管理に努め、体調の異変があった場合は、医療機関や保健所に相談した上で適切に対応し、参加校から大会本部等に報告する。

※本運営方針は、今後の感染状況を踏まえて、逐次見直すこともあり得ることを申し添えます。

お問い合わせ先

茨城県教育庁 学校教育部 保健体育課 学校体育担当

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
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