ユネスコ無形文化遺産
ユネスコ無形文化遺産とは
「無形文化遺産」とは、芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であって、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているもののことですが、ユネスコの「無形文化遺産保護条約」では、この無形文化遺産を保護し、相互に尊重する機運を高めるため、登録制度を実施しています。我が国からは22件の無形文化遺産が記載されています(令和4年2月現在)。
本県に関わるユネスコ無形文化遺産
結城紬
結城市及び栃木県小山市を中心に製織されている。糸はすべて真綿から手つむぎしたもののみを使用し、かすり絣模様は手くびりにより、織りにはたていと経糸を腰で吊る織機を用いるなど、伝統的な技法を継承している。古代より受け継がれてきた技術と文化が世界に認められた。
平成22年11月16日登録
山・鉾・屋台行事【日立風流物】
地域社会の安泰や災厄防除を願い、地域の人々が一体となって執り行う「山・鉾・屋台」の巡行を中心とする祭礼行事。平成21年に無形文化遺産に登録された日立風流物(茨城)、京都祇園祭の山鉾行事(京都)に、国指定重要無形民俗文化財31件を追加し、計33件の行事として平成28年に拡張登録された。
平成21年9月30日・平成28年11月30日登録
伝統建築工匠の技〜木造建造物を受け継ぐための伝統技術〜【茅採取】
古代以来途絶えることなく伝統を受け継ぎながら、工夫を重ねて発展してきた17件の国選定保存技術。自然素材を建築空間に生かす知恵、周期的な保存修理を見据えた材料の採取や再利用、建築当初部材と取り替える新材との調和や一体化を実現する高度な技術が含まれている。
令和2年12月17日登録
お問い合わせ先
茨城県教育庁 総務企画部 文化課 有形・無形文化財担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5449
FAX:029-301-5469
メールアドレス:bunka@pref.ibaraki.lg.jp
茨城県教育庁 総務企画部 文化課 埋蔵文化財担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5447
FAX:029-301-5469
メールアドレス:bunka@pref.ibaraki.lg.jp