県立高等学校 令和7年度入学者選抜方法
共通選抜
学力検査と調査書等を用い、A群・B群の2段階で合格者を決定します。
学力検査と調査書について
学力検査
- 国語、社会、数学、理科、英語の5教科の得点を合計します。
- 定時制課程には、学力検査を国語、数学、英語の3教科で実施する学校があります。
調査書
- 各教科の学習の記録、特別活動の記録、部活動・特技の記録などを評価します。
A群選抜・B群選抜について
A群選抜
学力検査と調査書等を使って、原則合格となるA群を決定
学力検査の得点合計の順位が「募集定員から特例入学者選抜枠及び特色選抜枠の合格者数を引いた数」の80%以内、かつ、調査書の3年間の評定合計の順位が「募集定員から特例入学者選抜枠及び特色選抜枠の合格者数を引いた数」以内にある者をA群とし原則合格とします。残りの受検者はB群とします。
例:募集定員から特例入学者選抜枠及び特色選抜枠の合格者数を引いた数が100人の場合
学力検査順位が80位以内で、かつ、調査書順位が100位以内の者が70人いたとします。この70人がA群となり原則合格、それ以外の受検者がB群となります。
B群選抜
残りの人員はB群の中から、学力検査重視、調査書重視の2つの方法で合格者を決定
学力検査重視の選抜と調査書重視の選抜で合格する人数の比率を、各高校が20:80から80:20の間で決定します。
例:募集定員100人からA群選抜で合格した70人を除いた残りの30人については、60:40とした高校の場合
学力検査重視で18人、調査書重視で12人が合格となります。(60:40【18人:12人】)
特色選抜
文化・芸術及び体育、奉仕活動及び生徒会活動のいずれかの分野において優れた資質・実績を有する者を対象とする選抜です。
応募資格
具体的な出願要件は各高校のホームページ等で公表します。出願要件を満たしていれば、だれでも出願できます。
出願要件例
- 野球(男)、卓球(女)、バレーボール、吹奏楽、生徒会、奉仕活動のうち、いずれかの活動において、中学校の部活動、又は地域のクラブチームに所属し、3年間積極的に取り組んだ者
- 中学校時代に、科学に関連する探究活動に取り組んだ経験を有し、本校入学後も積極的に探究活動に挑戦する意志のある者
選抜方法
- 選抜資料を総合して合格者を決定します。
- 学力検査は500点、それ以外の選抜資料の配点は各学校が定め、総合得点の合計は1,200点を超えないものとしています。
- ただし、IT未来のIT(A)・IT(B)及びつくばサイエンスの科学技術の学力検査は、理科200点、数学200点とし合計700点とします。
例
学力検査(500点)、調査書(300点)、面接(200点)、実技検査(200点)、合計1,200点
選抜資料
「調査書の内容」、「学力検査の結果」、「面接又はプレゼンテーションの結果」の他、高校により実施する「作文」、「実技検査」などの選抜資料を用います。
お問い合わせ先
茨城県教育庁 学校教育部 高校教育課 高校教育改革推進室(入試担当)
〒309-1772 茨城県笠間市平町1410 教育研修センター内
電話:0296-78-2124
FAX:0296-78-2129
メールアドレス:kokyo2@pref.ibaraki.lg.jp