県立特別支援学校のラーケーション
ラーケーションとは
これからの社会では、自己の在り方や生き方を考えながら、課題を発見し解決していくことのできる力が求められます。そのような力を身に付けるためには、地域に出かけたり、多くの人と出会ったりする体験的・探究的な活動を通して学んでいくことが有効です。
また、自己の在り方や生き方を考えるためには、保護者等とゆっくりと話をする時間も大切です。思いや悩み、不安について保護者等と一緒に考えることで、これまでの生活を振り返り、今後を見つめる良い機会になります。
幼児児童生徒が、保護者等と一緒に、そのような時間を取ることができるよう設定したのが、年度内に5日以内の取得ができる「ラーケーション」です。
ラーケーション取得の流れ
1 計画
「ラーケーション」カードを参考に計画を立てる。
- 日程
- 場所
- 内容
- 一緒に活動する人
2 計画
学校から指定された方法(アプリやメール、電話、 連絡帳等)で、原則1週間前までに保護者が申請する。
3 活動
体験活動などを行う。
3 振り返り
保護者等と話し合い、体験活動などの振り返りを行う。
活動の例
平日ならでは。水族館や博物館に行こう
興味のある施設に行き、時間をかけてじっくりと見学や体験をしてみましよう。
平日は、様々な施設が休日に比べて混雑していません。
地域へ。ボランティア活動をしてみよう
他の人や地域、社会のためのボランティア活動に挑戦してみましょう。
活動を通して。さまざまな人と知り合ったり、新しい考えに触れられたりします。
福祉施設見学 実際に見てみよう
学校卒業後の進路の一つとして、施設の雰囲気や活動内容が自分に合っているかどうか、実際に見に行ってみましょう。
施設の職員の方から話を聞いたり、施設の場所を確認したりしましょう。
将来について お家の人に話してみよう
将来についてや今の生活についてなどの思いや悩みなどをじっくりと家族と話し合ってみましょう。
家族の休みと合わせてみるとよいでしょう。
お問い合わせ先
茨城県教育庁 学校教育部 特別支援教育課 指導担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5280・5298
FAX:029-301-5289
メールアドレス:tokukyo2@pref.ibaraki.lg.jp