令和2年6月 教育長定例記者会見
教育委員会では、令和2年6月26日(金)、教育長定例記者会見を実施しました。
内容は下記のとおりです。
会見要旨
本日私からの発表事項は1点でございます。資料を見ていただきたいんですが、来年度採用の公立学校の教員の選考試験の志願状況です。まず全体ですが、募集期間5月11日から22日まで募集をやりまして、その結果をまとめたものでございます。
学校の区分ごと、職の区分ごとに書いてあります。令和3年度の全体のところを見ていただきたいのですが、まず採用予定数は971名で昨年度に比べて1名減です。栄養教諭が5名採用から4名採用になっている、この変更だけです。志願者数でございますが、2、793人ということで全体の倍率は2.88倍でございます。倍率が高いのはやはり採用人数が少ない教諭でございまして、たとえば養護教諭、栄養教諭、あるいは高等学校の教諭となってます。それからスペシャリストを対象とした特別選考というものが新規ということであります。高等学校の教諭ということで、これはですね、たとえば応用情報技術者の資格を持っている方を対象とした試験となっております。それから特別支援学校の教諭でありますが、これは言語聴覚士の資格を持った人が対象となります。
それから2ページ見ていただきますと、ここからがですね、中学校と高等学校の区分になります。まず中学校でありますが、全体は志願倍率2.71倍ということでございます。その中でも応募倍率の高いのがですね、上から行きますと、社会、それから保健体育などとなっています。逆に志願倍率の低いのが美術や家庭ということでございます。
3ページを見ていただきたいと思います。高等学校の教諭でございます。これも一番下の合計のところ、志願倍率は4.36倍ということでございます。比較的志願倍率が高いのが日本史であるとか保健体育、それから書道となっております。一方で低いのがですね、英語や看護、福祉などでございます。
それから4ページ以降がですね、特定の職歴や資格を持っている人などを対象とした、一部の試験の免除であるとか特定の採用枠の状況でございます。たとえば(3)の志願者の特例の該当者状況、一番上の現職教諭等在職者の1次試験の免除というのがありますが、これは現在、他の県で先生をやっている人を対象とした試験でありまして、1次試験の一般教養、教職専門、それと専門教科、こういった1次試験が免除になるというようなものでございます。以下、書いてあるような特別枠あるいは特別試験の実施をしているということでございます。
それから5ページを見ていただきたいと思います。(11)、申請の方法なんですが、今年から持参による申込みは廃止をいたしました。郵送と電子申請だけということで、全体数が950件ということで、全体の志願者数の34%にあたる志願者が今回電子申請を選択されてます。来年度の試験からはですね、できれば郵送も止めまして、電子申請一本に絞っていこうということを現在考えているところでございます。
それから6ページです。試験日と発表の日程です。第1次試験は7月12日です。発表がその下、8月4日になります。合格者に対して第2次試験ということで、8月22日、23日。そして最終的な合格発表は10月1日ということでございます。
教員の採用試験の関係につきましては以上でございます。
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