教育委員会では、令和5年3月28日(火)、教育長定例記者会見を実施しました。
内容は下記のとおりです。

会見要旨

本日の発表項目は2件です。お手元の資料をご覧ください。

令和6年度採用茨城県公立学校教員選考試験について

(資料「令和6年度採用茨城県公立学校教員選考試験について」に基づき説明)

まず、「令和6年度茨城県採用公立学校教員選考試験」についてご説明いたします。資料をご覧ください。令和6年度採用予定人数は、表に記載のとおりでございます。令和5年度採用から変更があるのは、小学校教諭が400名から410名に10名の増、中学、高校については、昨年度と同様の人数となります。特別支援学校は、90名から100名に10名増、養護教諭が21名に7名の増、栄養教諭が1名に減、実習助手が高校で1名の減、特別支援学校で1名の増となっております。総計で947名となりまして、24名の増となっております。
次に出願期間につきましては、教諭・養護教諭・栄養教諭は、4月7日から4月28日午後5時までとなっております。実習助手は、7月10日から7月14日午後5時までとなっております。出願方法については、電子申請のみとなっております。
試験期日及び会場につきまして、教諭・養護教諭・栄養教諭の1次試験は、令和5年6月25日。水戸会場のほか県外会場は、今年度と同様に志願者が受験しやすいよう東京・仙台・名古屋・大阪・福岡会場の5会場で実施いたします。2次試験につきましては、令和5年8月18日、19日、20日の3日間で水戸会場で実施いたします。実習助手については、令和5年9月10日に水戸会場で実施いたします。
続いて、令和6年度採用選考試験の主な変更点です。大きく3つの変更があります。(1)一般選考の志願者の特例といたしまして、「小学校担任経験者による第1試験の免除」を新設いたします。(2)一般選考の志願者の特例のうち、「英語の資格による一部試験の免除」の内容を拡充いたします。高校英語では、英検1級合格者は1次試験全てを免除に変更。英検準1級合格者では、1部試験の免除を新設いたします。また、資格要件につきまして、中学、高校教諭共通で「IELTS」を追加いたします。(3)加点制度の拡充につきまして、2つあります。1つ目が、高等学校教諭について、特別支援学校教諭の普通免許状所持者に対して、5点を加点いたします。2つ目は、特別支援学校教諭について、記載の免許を有する方に対して10点の加点をいたします。
資料2枚目「スペシャリストを対象とした特別選考の実施」につきまして、採用予定人数等は表のとおりとなります。試験はI期、II期と2回あります。出願期間は、I期が令和5年4月7日から4月28日。II期は、10月2日から10月6日までとなっております。出願方法につきましては、郵送となっております。試験期日につきましては、I期が6月25日、Ⅱ期が11月5日に水戸会場で実施いたします。
実施要項につきましては、3月30日に茨城県教育委員会のホームページに掲載する予定となっております。

令和5年度採用茨城県立高等学校等校長選考試験(公募)による採用者及び任期更新者について

(資料「令和5年度採用茨城県立高等学校等校長選考試験(公募)による採用者及び任期更新者について」に基づき説明)

続いて、「令和5年度採用茨城県立高等学校等校長選考試験による採用者及び任期更新者」についてご説明いたします。はじめに11月に校長公募での合格者が4名と公表いたしました。今回採用となる方の氏名等を公表いたします。「1 採用者数」につきまして、採用者は3名となります。1,645名の受験者から4名最終合格者として選出いたしましたが、うち1名が辞退となりまして、採用者数は3名となります。任期は4年、民間企業等の出身の方は最初の1年は副校長として配置いたしまして、残りの任期につきましては校長として配置いたします。
「2 配置及び採用者」につきまして、まず、つくばサイエンス高等学校に配置いたします遊佐 精一(ゆさ せいいち)氏、52歳、経歴として生物、医学の研究者として日本だけでなくアメリカ、スイスでも勤務された方でございます。日本のバイオベンチャー企業に就職し、研究開発部長、副社長、社長を歴任された方でございます。
続きまして、2人目の下妻第一高校・附属中学校に配置される生井 秀一(なまい しゅういち)氏、46歳、花王株式会社にDX戦略推進センター部長として勤務されております。No.1セールスマンとして2度、新しい価値創造提案、ブランドマーケティングなどで3度目の社長表彰を受賞されている方でございます。
3人目の勝田高等学校・勝田中等教育学校に配置される下山田 芳子(しもやまだ よしこ)氏、57歳、現在勝田高等学校・勝田中等教育学校の校長として勤務しております。県の教育委員会、文部科学省で勤務経験があり、教育行政に精通している方でございます。
「3 公募により採用された校長の任期更新」につきまして、鉾田第一高校・附属中学校校長の飯山　美都子(いいやま みつこ)氏でございます。令和元年度に校長公募で合格し、令和2年度より校長として勤務され、今年度末で3年が経過する方でございます。今年度末で定年退職となりますが、校長公募の任期4年に合わせまして、あと1年間を特定任期付の校長として任用するものでございます。

発表は以上になります。