令和5年7月 教育長定例記者会見

教育委員会では、令和5年7月26日(水)、教育長定例記者会見を実施しました。
内容は下記のとおりです。

会見要旨

本日の発表項目は1件です。お手元の資料をご覧ください。

つくば市の中学校卒業者数増加への対応について

資料 「つくば市の中学校卒業者数増加への対応について」に基づき説明)

例年県立高校の次年度の募集定員については、11月に公表しているところでございます。しかし、TX沿線開発などの影響により、つくば市の中学校卒業者数が増加しており、今後も増える見込みであるため、受検生である中学3年生の進路選択への影響を鑑み、先行して定員増の発表を行うものでございます。

資料をご覧ください。「1 概要」の表にもありますように、県全体の中学校卒業者数の推計は、全体で大きく減少する一方、つくばエリアは増加傾向にあります。つくばエリアのほか周辺市町村を含めた今後の中学卒業者数の推移を踏まえまして、つくば市からの通学の利便性や志願状況、施設の状況等を勘案し、牛久栄進高校の1学級増を実施いたします。
また、欠員の生じているつくば市内の高校の魅力づくりのために、筑波高校に新たに進学対応コースを設置いたしまして、別枠募集を行います。
今後も、中学校卒業者数の推移や志願状況等を踏まえ、必要に応じて対応を検討してまいります。

続いて、「2 実施内容」をご覧ください。(1)の募集学級数の変更について、学校名「牛久栄進高校」、学科名は「普通科」、今年度の募集学級数は8学級。来年度2024年度には、1学級増やしまして、9学級になります。320人から360人募集ということで予定しております。
(2)の魅力づくりのコースの設置については、筑波高校の普通科3学級120名募集のところ、2024年度の募集から仮称になりますが、「普通科進学アドバンストコース」1学級40名と、「普通科地域キャリアビジネスコース」の2学級80人に分けて募集をいたします。「進学アドバンストコース」では、四年制大学等への進学を目指して、課題解決型学習や、AIドリルなどを活用した個別最適化学習を展開する予定となります。「地域キャリアビジネスコース」では、就職や専門学校等への進学に向け、これまでの「つくばね学」などを継承し、人間力の向上を図るものとなります。

発表は以上になります。

 

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