令和8年1月 教育長定例記者会見

教育委員会では、令和8年1月23日(金)、教育長定例記者会見を実施しました。内容は以下のとおりです。

会見要旨

1月の定例記者会見の発表項目は4点です。

DIGITAL YOUTH EXPO 2025~茨城県DXハイスクール発表会~の開催について

(資料「DIGITAL YOUTH EXPO 2025~茨城県DXハイスクール発表会~の開催について」に基づき説明)

県内で初めて開催しますが、文部科学省が推進する「DXハイスクール」採択校の高校生が取り組んだデジタル探究活動の成果を広く発信する取組でございます。非常に高いレベルの取組が数多くあり、デジタル探究活動の成果発信の場として、県内のDXハイスクール校に加え、他県の高校も発表します。基調講演は、株式会社圓窓(えんそう)代表取締役澤円(さわまどか)氏が行います。IT未来高校で開発したアプリの体験ブースも設置予定です。開催日時は2026年1月24日(土)13時から17時、会場は水戸市民会館ユードムホール(中ホール)で行います。発表校については、文部科学省から指定されているDXハイスクール校9校10組に加え、県外からは、学校にICTを非常に早い段階から導入した広尾学園高等学校等も参加予定です。次のページは、審査対象の9校・10組のプロジェクトおよび県外2校のプロジェクト内容でございます。

第13回いばらきっ子郷土検定県大会の開催について

(資料「第13回いばらきっ子郷土検定県大会を開催します」に基づき説明)

各市町村の代表である45校(市町村代表44校と国立・県立・私立の代表1校)の中学2年生が県大会に参加します。毎年熱戦が繰り広げられており、昨年度は問題が足りなくなるまで勝敗がつかない接戦でした。郷土について子供たちが学ぶ、非常に良い機会となっております。ぜひ、2月7日(土)にザ・ヒロサワ・シティ会館(大ホール)で9時30分の開会式から13時50分の表彰式まで行っておりますので、取材等をお願いできればと思っております。なお、次のページの「いばらきっ子郷土検定とは・・」ということで、いばらきっ子郷土検定は、本県独自の取組でございます。大会は市町村大会、県大会で構成され、「郷土検定ドリル」等、一般の方も挑戦できる「郷土検定ウェブサイト」により、WEB上で学習できる体制を整えております。この取組により、子どもたちが郷土の歴史・文化などの知識を身につけることで、将来、茨城にさまざまな形で貢献していただけるような人財の育成にも繋がっている大会で、数多くの企業の皆様にも支援していただいておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(番組アーカイブネット)茨城県立図書館でのサービス開始について

(資料「全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(番組アーカイブネット)サービスを茨城県立図書館で開始します」に基づき説明)

番組アーカイブネットとは、「放送ライブラリー(放送番組専門のアーカイブ施設)」で公開されているテレビ・ラジオ番組の中からピックアップした、放送に関する各賞受賞番組や放送史に残る番組などを図書館などで視聴できるサービスでございます。視聴可能な番組の一例は、資料中ほどに示してございます。サービスの概要としては関東圏内の図書館で初の取組で、2月1日(日)午前9時からサービス開始予定で、提供場所は、県立図書館1階視聴覚コーナー内のインターネットブースです。450本(テレビ338本、ラジオ、112本)の番組が視聴可能であり、このうち30本が当館のサービス開始にあわせて追加になったものになります。ぜひ、こちらについても何卒よろしくお願いいたします。

県立中学校・県立中等教育学校適性検査Ⅰ問題における条件提示遅延への対応について

(資料「県立中学校・県立中等教育学校適性検査Ⅰ問題における条件提示遅延への対応」に基づき説明)

1月10日(土)に実施いたしました県立中学校・県立中等教育学校適性検査Ⅰの問題の中で、問題自体は正当であったものの、提示した資料の一部の条件が不足している部分がありました。検査開始後21分後に県から学校へ追加提示があり、受検者にはその後に周知されております。報道していただいているとおり、一番遅いところでは45分間の適性検査Ⅰの終了5分前に検査室での周知という状況であり、早いところと遅いところの周知時間の差が出ているという部分がございます。受検者にとって、時間が経過していく中で解いている途中での条件提示という部分に対して、心理的動揺そして混乱を与えている可能性があり、一定時間問題に集中できなかった可能性が生じたという部分があるかと考えております。当該事案については、問題内容自体は会話の中で条件を設定しているため、正しい答えを導く部分に関しては別解も出ないため、誤りではないのですが、資料の提示時期の遅れ、資料を改めて追加で提示した時間が試験時間45分のうち、県からの指示が21分後になるので、受検者に周知される時点では半分を過ぎている部分は出てきたと思うので、その遅れによる心理的・時間的影響が受検者に及んだことが本質にあります。

ここからは、今までのお問い合わせの対応や報道にある内容とは異なる内容を説明させていただきます。合格発表は昨日(1月22日(木))に終わりました。入学確約書提出日である本日(1月23日(金))9時から16時に学校で入学確約書の提出を行っていただいています。本件においての対応は、先ほど事案の概要にありますとおり、誰がどの程度この指示によって不利益を受けたかを客観的に測定することは非常に難しいと考えていますが、不合格者の中に本来合格できた受検者が含まれる可能性はあります。ここまで対応について検討は続けてきているところではありますが、昨日発表しました合格者の総合得点のうち、合格者最低点を追加合格者を決定する基準とし、不合格者全員の該当問題部分(適性検査Ⅰ-2)を満点の14点としたうえで、総合得点の合格者最低点以上の受検者を追加合格者とします。なお、今年から募集定員は1学級35人ですので、追加合格者は定員を超えた救済措置となるため、最大でも1学級の35人の定員に対し、追加合格者は5人までという対応をしていきたいと考えています。なお本日(1月23日(金))は入学確約書提出期間であり、確約書が提出されなかったものについては、26日(月)、27日(火)の2日間が欠員の補充のための入学意思確約期間であり、入学を1人辞退した場合には、繰り上げ合格者の候補を各学校で決めていますので、入学するかどうかの意思確認をした上で、その欠員の補充を行うスケジュールになっています。欠員の補充のための入学意思確約期間を26日(月)から29日(木)の4日間にしまして、追加合格者の手続きをしっかりと行って決定し、学校から本人に通知及び連絡をさせていただいて説明、手続きというものを進めていくという所存でございます。ここまでの細かい話は学校には届いておりませんので、今の段階としては細かい事務手続きの部分なので、この後細かい部分を学校がしっかりと対応できるように調整をした上で、学校の方に発出して説明を丁寧にしていただきたいと思います。今回はあくまでも全て県教育委員会の入試運営の瑕疵100%ということで、この件は私の方から追加措置になる前である作問の段階でその条件が足りないということに気づくべきであり、資料に入れておけば、当日このような対応は一切生まれなかったということで、そもそもの作問の確認の不足、ミスであり、県教育委員会の作問委員会の中であるということが大前提でその部分については本当に受検者・保護者、そして学校の皆様にご迷惑をおかけして、心からお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。その上で、この対応をしっかりとやっていきたいと思います。本件については報道していただいている部分、学校、その他様々なご意見があります。作問の段階で防げなかったのか、入試運営上、誤りが見つかった段階で開始後の時間が過ぎたところで指示を出す必要があるかどうかの運営上の判断という部分も問われてくる部分がございますので、次の5つの内容についてこの後、速やかに大学教授、弁護士などの外部有識者の意見を踏まえ、検証を行い、検証だけでなく再発防止策をしっかりと策定し、さらに、教育委員会関係者の処分等を決定し、その内容については茨城県教育委員会ホームページで公表をしてまいる所存でございます。スケジュール的には、できる限り早く全てやっていきたいと思います。理由は、この後、2月・3月の高校入試がありますので、そこに向けて当日の問題に対する対応も含めて、入試の運営の再発防止策をしっかりと行っていく考え方でございます。なお5点というのは、①適性検査Ⅰの該当問題の「資料」の一部記述不足について、なぜ起こったのか、昨年も高校数学で一昨年の問題で確認不足で、条件のところが不足した部分があり、マニュアルの再整備を行ったばかりなので、そのマニュアルの再整備の中の確認の不足というのが一番の原因であるのかなという推測をしておりますので詳細をしっかりと調査して分析し、どこがダメだったのか、どうすればいいのかをしっかりと検証して対策を立てたいと思います。入試当日の運営上の②追加提示の判断ですね。一瞬での判断にはなりますが、時間がない中で気づいたのが、適性検査が始まる直前なのでその時に提示する・しない、問題が成立しないかどうか、瞬時の判断にはなりますけども、今回このような形で受検者に心理的動揺、混乱を与えたことはやはり否めない部分があるので、配慮不足と考えていますから、ここもしっかりと精査をしたいと思います。③時間差による公平性、④入試の運営マニュアルの整備、⑤教育委員会関係者の処分等についてということで、ご理解いただければと思います。私の会見で細かくお話できる限界まで入れましたので、この後、きちんと関係の学校と受検者がいる義務教育の方、市町村等の様々な関係各所の方にしっかりと周知をし、高校入試に向けての対応についても全部分析・検証して対策を立てますので、そちらについても、ホームページの周知も含めてしっかりとやっていきたいと思います。当然ですが、二度とこういうことが起こらないように未然防止、そしてマニュアルの整備、適切な実行ということにしっかりと茨城県教育委員会として取り組んでまいります。今回は本当に申し訳ございませんでした。

 

本日の発表事項に関する説明は以上になります。

 

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