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教師の魅力について考えるセミナー~これからの先生に期待するもの~

令和6年1月29日
第1部「講演会」
教師の醍醐味を伝える木村泰子さん
第2部「パネルディスカッション」
教師への期待について熱く語らうパネラーの皆さん

令和6年1月29日(月)に、県教育研修センターにおいて、 現職の教員や大学生、一般の方を対象に、「教師の魅力について考えるセミナー~これからの先生に期待するもの~」を開催しました。
第1部は、大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子さんの講演。在職時のこどもたちが困難を抱えながらもたくましく成長した姿や、共に関わった先生方が教師冥利を公言してはばからない今の姿を映像から見ることができました。加えて、これまでの実践の根底にある「その子がその子らしく育つ」「全てのこどもの学ぶ権利を保障する」「自分がつくる自分の学校」「指導は一瞬で暴力になる」といった教員としての本質的な考え方についても伝えていただきました。
第2部はパネルディスカッション。時事通信出版局出版事業部部長の坂本建一郎さん、水戸ホーリーホック会長の沼田邦郎さん、モーハウス代表の光畑由佳さん、笠間市立笠間中学校教諭の小沼一彦さんに登壇いただきました。「教師はこどもの成長を間近でみることができ、人生に影響を与えるすばらしい仕事」「教師は社会起業家!」「もっと外の力に頼ってもいい」といった魅力や期待を語ってくださいました。
参加者からは、「教師になるにあたり、どうしても仕事量と給料の面で悪く考えがちになっていたが、こどもと共に学び続けることができる、他にない素晴らしい職業であると感じた(大学生)」「家庭でも、将来の大人を育んでいることを肝に銘じて、こどもの光るところを見守っていきたい(保護者)」「こども達の今より、よりよい未来を目指して何が必要かを本気で考えることの大切さを知った(教職員)」といった感想が寄せられました。
温かい雰囲気の中で対話が花開いたセミナー。一人でも多くの視聴者の方が、教員への志、教員としての志、教員を応援する志を膨らませてくだされば幸いです。

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