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並木中等教育学校野末紗良さんが国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として参加したことを教育長に報告しました
5月28日(火)、県立並木中等教育学校の野末紗良さんが、「竹繊維保水性舗装によるヒートアイランド現象への挑戦」について研究し、その成果を認められ、アメリカのロサンゼルスで開かれた国際学生科学技術フェア(ISEF)2024に日本代表の一員として参加したことを教育長に報告しました。
野末さんは、竹繊維の吸水性や保水性を研究し、経年劣化試験や疑似舗装効果などの検証を通して高い適応性を証明し、東京で昨年12月に開かれた自由研究コンテスト「高校生・高専生科学技術チャレンジ」(JSEC)で上位入賞を果たし、ISEFへ出場しました。剣道部で活動している時に竹刀の衝撃吸収性に着目したほか、放置竹林の状況に関心をもったことが研究のきっかけになったそうです。
懇談後、野末さんは教育長に対し、「今後、さまざまな用途に活用を広げられるよう、研究を続けたい。」など意欲を語り、教育長からは、「身近な素材に気付く視点が素晴らしい、今後も研究を続けてください。」と激励の言葉がありました。
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