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プログラミング・エキスパート育成事業「第1回エキスパート・トップ対面研修会」を開催

令和6年8月25日
ロボットプログラミングのワークショップ
参加者同士で教えあう様子
ゲームプログラミングのワークショップの様子
「エキスパート」による取組紹介の様子

8月25日(日)茨城県から国際情報オリンピックへの出場を目指すべく、「エキスパート」として選出された県内トップレベルの高校生競技プログラマー4名(並木中等3名、IT未来1名)とゲーム開発等に高い関心を持つ県内中高生110名から選抜された「トップ」40名を対象とした対面研修会を茨城県水戸生涯学習センターで開催しました。
今回の研修会では、まず「エキスパート」「トップ」それぞれのワークショップに分かれ実施しました。「エキスパート」のワークショップでは、6月22日に実施したエキスパート研修会に続き、情報オリンピック日本委員会の3名をお招きし、情報オリンピックのバーチャルコンテストを開催し、本番さながらの実践的な指導をしていただきました。参加者からは、「自分の実力を思い知らされた」などと課題を感じながらも、「充実した時間だった」「過去問にもっと取り組む」など情報オリンピックに向け、意欲的な感想がありました。
「トップ」のワークショップ第1部では、株式会社ナリカの谷口武氏がLEGOブロックで作られたロボットをプログラミングで制御する実習を行ったあと、決められたコースをゴールするためのプログラムをグループで考えるなどの、切磋琢磨する活動を行いました。
また、第2部では、アシアル株式会社の岡本雄樹氏が株式会社SEGAのパズルゲーム「ぷよぷよ」のサンプルコードをカスタムしてゲームプログラミングを学ぶワークショップを行いました。参加した生徒からは、「実際のゲームをカスタムできてとても楽しかった」「目標としているコンテストの入賞を目指したい」などの感想がありました。
ワークショップ終了後には、「エキスパート」4名による情報オリンピック出場に向けた取組を発表し、今回から新たに参加した「トップ」選出者に刺激を与えるなど、充実した研修会となりました。