茨城県教育委員会 > フォトニュース > プログラミング・エキスパート育成事業「第2回エキスパート・トップ対面研修会」を開催

フォトニュース

プログラミング・エキスパート育成事業「第2回エキスパート・トップ対面研修会」を開催

令和6年9月28日
アクティビティ「パスタタワー」に取り組む
生成AIを実際に活用
メンターのプレゼンを聞く

9月28日(土)茨城県から国際情報オリンピックへの出場を目指すべく、「エキスパート」として選出された県内トップレベルの高校生競技プログラマー4名とゲーム開発等に高い関心を持つ県内中高生110名から選抜された「トップ」40名を対象とした第2回対面研修会をBIZcomfort水戸で開催しました。
今回の研修会ではまず、アイスブレイクとして、協力すること、チャレンジ精神の大切さを学ぶアクティビティ「パスタタワー」を実施しました。このアクティビティは制限時間内にパスタを自由に組み合わせ、とにかく高いタワーを作り上げていくゲームで、グループで試行錯誤しながら積極的に協力する姿がみられました。参加者からは「班のメンバーと交流を深めることができた。」今回初めて参加する生徒からも「少し緊張したが、交流を深めることができた。」などの感想がありました。
そして、今年度、新たな試みとして、社会でも注目されているAI(人工知能)に関する研修を導入し、ソフトバンク株式会社の五十嵐祐二氏を講師に迎え実施しました。五十嵐氏は前半で、「生成AIを知る」ことを目的に、生成AIとは何かを分かりやすく説明し、後半では、ChatGPTをはじめとする文章生成AIや画像・音楽の生成AIを実際に活用するワークショップを実施しました。参加者からは、「生成AIのメリット、デメリットや正しい使い方を知り、効果的な活用方法を知ることができた。」「ChatGPTがプログラミングを書けるのには驚いた。」などの感想がありました。
また、本研修会の終盤では、「メンターライトニングトーク」を行い、ライフイズテック株式会社の大学生メンター4名が、プログラミングを活用して取り組んでいることや将来に向けたアドバイスなどについてのプレゼンテーションを行いました。ゲーム制作やイベントの来場者を管理するアプリを作成した話、ロケットの打ち上げをした話など、広い分野で活躍している話を聞くことができ、参加者からは、「プログラミングを使って、世界で活躍している人がいるということを知って、プログラミングを学ぶことがより楽しみになった。」等の感想がありました。
参加者がこの対面研修会を通じて協力することの大切さや、これからの実社会で活躍するための知識や技術を学べる機会となり、充実した研修会となりました。

お問い合わせ先

茨城県教育庁 学校教育部 高校教育課 指導担当

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5251・5260
FAX:029-301-5269
メールアドレス:kokyo@pref.ibaraki.lg.jp