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「第1回みどり戦略学生チャレンジ」全国大会農林水産大臣官房長賞受賞に係る表敬訪問




3月26日(水)、県立水戸農業高等学校と県立海洋高等学校の学校間連携によるチームCAFが、「第1回みどり戦略学生チャレンジ全国大会」において全国2位となる「農林水産大臣官房長賞」を受賞し、大井川和彦知事と柳橋常喜教育長をそれぞれ訪問しました。
「みどり戦略学生チャレンジ」は、農林水産省が生産力向上と持続性を実現するために策定した「みどりの食料システム戦略」※にもとづき、高校生・大学生のグループ等が環境に配慮した実践を報告・発表するものです。
※食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を革新的な方法(イノベーション)で実現するために、2021年に国が策定した政策方針
本大会は「高校の部」と「大学・専門学校の部」に分かれており、今回、高校の部には221チームが参加しました。12月に開催された関東大会では、24チームが出場する中で最優秀賞を受賞し、全国大会への出場を決めました。全国大会には、全国9ブロックから選ばれた代表21チームが参加し、その中で、チームCAFは見事に全国第2位となる「官房長賞」を受賞しました。
大会では、水戸農業高校と海洋高校が学校の枠を越えた協働により、循環型農水産業の構築について発表を行いました。このような2校による取組は、全国大会出場チームの中でも他に例がなく、全国的にも先進的な取組として高く評価された結果です。
訪問した生徒は「地域の企業とも協力し、今後はプロジェクトを拡大したい。将来的には、このシステムを全国の高校にも広められたら」と今後の取組への意欲を見せてくれました。
教育長は「学校間の連携が生んだ素晴らしい成果。今後もこのような取組を続け、様々なことに挑戦してほしい」と述べ、生徒たちを激励しました。大井川知事からは「食品資源の有効活用はこれからの時代に不可欠なテーマ。高校生がこれほどの発想力と実践力を持っていることに感心しました」と生徒たちの功績を称える言葉をいただきました。
持続可能な社会を目指した両校の挑戦に今後も期待しております。
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