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全国情報教育コンテスト入賞作品の大阪・関西万博展示に係る表敬訪問




2025年7月17日(木)、大阪・関西万博「デジタル学園祭2025」への出展を控えた水戸工業高校とIT未来高校の生徒が、大井川和彦知事及び柳橋常喜教育長を表敬訪問し、出展予定のICT作品を紹介しました。訪問したのは、水戸工業高校1チームとIT未来高校4チームの計5チームで、いずれも全国情報教育コンテストで入賞したチームです。
水戸工業高校の生徒は、特殊詐欺を未然に防ぐ「声紋認証アプリ」を発表しました。通話相手の声を自動判定し、家族にも通知される仕組みで、高齢者の安心につながるものです。また、IT未来高校の生徒たちは、非接触操作によるマウスシステム、Webの脆弱性「サブドメインテイクオーバー」の自動検出ツール、小中学生向け英語発音学習ゲーム、乳幼児突然死症候群を予防する見守り装置「BPDS」について紹介しました。
いずれも日常や医療、教育の現場での活用が期待されるもので、知事は「すぐにでも販売できるレベル」と高く評価し、教育長は「実社会とつながる素晴らしい取り組み」と称賛しました。
生徒たちはそれぞれの作品に込めた思いや開発の工夫、今後の展望について自信を持って語り、「万博では世界中の人たちに作品を体験してもらい、さらに改良を加えていきたい」と意気込みを見せてくれました。
表敬訪問の最後には記念撮影も行われ、出展を目前に控えた生徒たちは、多くの激励を受け、決意を新たにして県庁を後にしました。
両校の皆さんの今後のさらなるご活躍と、大阪・関西万博での成功を心よりお祈り申し上げます。
面会生徒について
水戸工業高校
情報技術科3年 宍戸 智春さん
IT未来高校
IT科3年 長島 昇平さん、大庭 悠希さん、河内 伶奈さん、神戸 華璃さん、鈴木 杏奈さん、谷内 穂香さん
IT科2年 額賀 涼さん、篠原 寛助さん