近年の夏の猛暑を考えますと、体育の授業や部活動、学校行事の場として使用される小中学校体育館等※1への空調設備の設置は、児童生徒の熱中症対策として大変重要です。
また、公立小中学校体育館等の多くが、指定避難所となっており、避難所における良好な生活環境の確保の観点からも、空調設備の必要性は極めて高いといえます。
そこで、県教育委員会では、県防災・危機管理部と連携して公立小中学校の設置者である市町村に対し、さまざまな働きかけを行ってまいりました。
その結果、少しずつですが、茨城県の公立小中学校体育館等の空調設置率は上昇しており、2024年に実施された文部科学省の全国調査※2では、17.0％と、全国第12位となっております。
今後も引き続き、市町村に対し、国の支援制度を活用し、小中学校体育館の空調設備設置の推進を働きかけてまいります。
つきましては、県教育委員会が本県市町村教育委員会に実施した公立小中学校体育館等空調設備設置に関する調査結果を元にした情報を以下のとおり掲載します。

※1 体育館におけるアリーナ、武道場等を表します。
※2 「公立学校施設における空調(冷房)設備の設置状況調査(2024年9月1日現在)」

• 市町村別公立小中学校体育館等空調設置率
• 市町村の体育館等空調設備に関する予算化状況

関連リンク

全都道府県の公立学校施設(幼稚園、小中学校、高等学校、特別支援学校)の普通教室、特別教室及び体育館等の空調(冷房)設備の設置状況が閲覧できます。