令和7年9月 教育長定例記者会見
教育委員会では、令和7年9月26日(金)、教育長定例記者会見を実施しました。内容は下記のとおりです。
会見要旨
9月の定例記者会見の発表項目は3点です。
IBARAKIドリーム・パス事業について
(資料「IBARAKIドリーム・パス事業について」に基づき説明)
令和元年度からスタートし、今年度で7年目を迎える事業になります。高い想像力を持ち、リスクや様々な課題に対し、積極的に挑戦できるアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った人財を育成するために、高校生等(中高一貫校に通う中学生も含む)が、自分の夢や地域の課題に向けた企画・実践活動のプレゼンテーションを行います。今年度は、過去最多の857件の応募があり、7月から9月までの間に、857件の応募を精査し、戦略チームに選ばれた16チームが現在活動を行っています。選出された各チームの企画実践は、10月25日(土)から11月24日(月)までIT未来高校が、「笠間稲荷での謎解きイベント」の開催、11月30日(日)には勝田中等教育学校が、「防災運動会」を開催します。過年度選出チームによる企画実践は、11月22日(土)に令和5年度大会金賞を受賞した下館第一高校が、「ちくせいビアファス2025」を開催します。今後のスケジュールは、10月25日(土)には、企画ブラッシュアップ、12月9日(火)に16チームの中間報告会、令和8年1月22日(木)に県庁9階講堂で、第7回プレゼンテーション大会「IBARAKIドリーム★パスAWARD」を開催する予定です。なお、戦略チームに選ばれた16チームの企画名・概要は、資料2枚目にまとめておりますので、ご覧ください。
令和7年度いばらき教育の日・教育月間シンポジウムの開催について
(資料「令和7年度いばらき教育の日・教育月間シンポジウムの開催について」に基づき説明)
県では県の条例に基づき、11月1日を「いばらき教育の日」、11月を「いばらき教育月間」として県民の方に教育に関する関心と理解を深めてもらうための取組を推進しています。その一環として、11月15日(土)13:30から16:00に県庁講堂にて、「情報化の進展と教育」をテーマに基調講演とパネルディスカッションを2部構成で開催します。対象は、県内在住の小中高生とその保護者と教育関係者で、定員は375名。申込は、10月1日(水)から10月13日(月)までになります。第1部の基調講演は、「ピタゴラスイッチ」、「だんご3兄弟」などを手掛け、現在、東京藝術大学名誉教授の佐藤雅彦氏に「作り方を作る」と題し、お話していただきます。第2部は、下妻一校の生井秀一校長先生、株式会社Griteenの多田代表取締役、そして水戸第一高校2年生の浅沼さん、県の指導主事の千葉さんによるモデレーターとパネリストの形でのパネルディスカッションを予定しています。
ジュニアアスリート発掘・育成事業について
(資料「ジュニアアスリート発掘・育成事業について」に基づき説明)
令和2年度からスタートし、今年度で6年目を迎える事業になります。運動能力に優れた素質を持つ人財をジュニア世代から発掘し、発達段階に応じた適切なプログラムを計画的・継続的に実施することにより、全国大会での活躍、そして、将来オリンピックをはじめとする国際大会で活躍できるアスリートを輩出することを目的としています。今回、ジュニアアスリート育成選手第5期生選考会の応募対象者は、県内の学校に通学している小学4年生です。申込期間は既に開始しており、9月1日(月)から10月10日(金)までです。申込の際に各学校で実施した「新体力テスト」の記録を申請していただき、1次選考は、「新体力テスト」の記録を基に、男女各100名程度を選考します。2次選考は、12月20日(土)、21日(日)に2日間、県内2会場で、運動能力の計測を行い、30名程度を選考し、認定式を3月8日(日)にホテルレイクビュー水戸で行います。選考後の活動は、【競技体験プログラム】と【アスリートプログラム】の2つのプログラムに取り組みます。競技体験プログラムは、あくまでも参考になりますが、主な競技として、ボート、カヌー、ホッケー、ウエイトリフティング、ハンドボールなど、様々な競技を経験してもらいます。アスリートプログラムでは、食育、知的能力、スポーツ医科学、身体能力などの専門的な知識などの理解を進めていくプログラムを実施してまいります。
本日の発表項目に関する説明は以上になります。
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