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令和3年度教育課題に対応するためのリーダー養成研修講座

令和3年6月24日 お知らせ

水戸教育事務所では、教育課題に的確に対応することができるリーダーとしての資質・能力の向上を図るため、令和3年度教育課題に対応するためのリーダー養成研修講座(4回実施:うち1回は研修センターで実施)の第1日目を開催しました。

開講式では、湯浅友明水戸教育事務所長が「今日の教育的課題に対応するために」というタイトルで、受講者に講話を行いました。

国の動き(新学習指導要領)を捉えて、児童生徒の資質・能力を育てるために、「カリキュラム・マネジメント」と「主体的・対話的で深い学び」をキーワードとして、「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」をバランスよく育成してほしい。
本県の現状としては、50歳代の教員が全体の4割を占め、5年間で2割、10年間で4割が退職する。だから、新規採用者が今後も増える傾向にある。そこで、一人一人の教員の資質の向上や人材の育成が課題となってくる。
リーダーの役割は、業務の側面や人間関係の側面両方で、現状を維持するとともに改善も必要になってくる。受講者の皆さんは子供たちのために積極的に取り組んでほしい。

続いて、岩城和久主任指導主事兼生徒指導班長は、カリキュラム・マネジメントの意味や、なぜ、カリキュラム・マネジメントが必要なのか等について話しました。
その後、受講者は、学校運営参画意識の高揚と校内の人材育成の取組のために、グループに分かれて演習「リーダーへの道」を行いました。自校の学校グランドデザインを具現化するために何ができるかなどを考え、互いに課題を共有しました。
振り返りシートや受講後の表情からは、新しいリーダーとして取り組もうとする意欲ややる気が感じられました。

  • 自分が今できることで、どのように学校のために、他の先生方のためになれるのかを考えるきっかけとすることができた。
  • 学校全体のことにもっと目を向けていく必要があると感じた。
  • グランドデザインを見ていると、もっと自分でできることがあるなと感じた。
参加者で教育課題を話し合う
指導主事の助言を聞く
主査からメッセージ

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