鹿行教育事務所 学校訪問
鉾田市立旭南小学校 第1回学校訪問レポート
6月15日(火)、教員の働き方改革実践モデル校の学校訪問(第1回)として、鉾田市立旭南小学校を訪問した。本校は、「共有 協働 旭南小働き方スタイル」のテーマのもと、働き方改革を推進している。指定から2か月半が経過し、学校全体として成果が見えてきた取組を紹介したい。
プロジェクト型校務運営
各種の事業や行事を複数の教職員で役割分担しながら業務を遂行する「プロジェクト型校務運営」に取り組んでいる。
【まなびプロジェクト(学力向上)】、【こころプロジェクト(心の教育)】、【からだプロジェクト(体力向上)】の3つに分かれ、効率よく計画・実行・反省を行うことができている。
特に、学校行事を進める場合には全職員が見えるよう「タイムマネジメント表」を掲示することで、各自が進捗状況を把握し、見通しをもった業務遂行につながっている。
在校時間の可視化と個別面談の実施
左図のように個人の超過在校時間を可視化している。45時間ラインだけではなく、前月と比較して増減した時間を可視化することで、各自が意識することができる。また、在校時間が45時間を超える教職員には管理職による個別面談を行い、改善に向けた方策を考えるようにしている。これらの取組により在校時間の減少が見られるようになった。
専科教員による授業や外部人材の積極的な活用
3年生以上の「体育」「図工」「外国語科・外国語活動」を専科教員や英語免許所有教員による授業を積極的に実施し、担任の空き時間を設けている。その時間に、教材研究やノート指導などを行うことができている。
また、ICT支援員を授業の中で積極的に活用し、担任の負担感を軽減するとともに、1人1台端末の効果的な活用法について、日々研修を続けている。
更に、地域住民による登下校時の見守り隊、プール清掃の業者委託、学校サポーターによる校内の消毒作業など、外部人材を活用した学校業務の削減を模索している。
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