美浦村 木原霞囃子の事例

美浦村 木原霞囃子の事例
ポイント
  • 地域の伝統文化団体との協力
  • 伝統文化の広がりと深まり

見学:令和6年10月23日(木)

伝統文化の担い手として活動

今回伺ったのは、木原霞囃子(きはらかすみばやし)です。
美浦村の木原地区を中心に活動しています。20年近くの歴史があり、保育園児から大人まで多世代が参加しているのが特徴です。鳴り物(楽器)と踊りを合わせて演じるもので、美浦村の城山まつりや木原祇園祭などで発表しています。部活動の地域移行に当たり、木原地区以外の中学生にも門戸を開き、活動をしています。

伝統文化の担い手として

村教育委員会が地域の伝統文化団体を公認地域クラブにすることで、中学生が伝統文化に参画できるという点が特徴的です。今回、認定クラブになったことで、地区以外からの参加など、活動の拡大につながり、団体としてもありがたい、とのことでした。
太鼓などの楽器については、練習会場の木原地区多目的集会施設に楽器を置いておくことができるようになっています。

活動の広がりと深まり

代表の方によると、お囃子などの伝統文化は「見て覚える」ものでしたが、公認クラブの指導員として、教えるという視点でお囃子に向き合ったことで、新たな気付きがあったそうです。既存の枠組みに新たな価値が加わることで、活動の広がりと深まりが見られます。

指導者の方の声

認定クラブになって、週2回の活動になったので、活動が充実しています。技術的にはまだまだですが、参加型の楽しいお囃子として、活動を広げていきたいですね。

中学生の声

小学生の時に参加していましたが、中学校では野球部に入ったので、参加していませんでした。久しぶりにお囃子クラブにも参加し、改めてその楽しさに気付くことができました。

お問い合わせ先

茨城県教育庁 学校教育部 義務教育課 指導担当

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
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