利根町 すぽかるとねの事例
ポイント
- 事務局による運営
- 兼職兼業教員や専門家による取組
見学:令和6年11月30日(土)
運動部活動と合わせての取組
利根町では、休日の運動部活動を「すぽかるとね」という名称で、地域のスポーツ活動へと移行する取組を行っていましたが、文化部活動についても、「すぽかるとね」による、地域のクラブ活動とし、新たな文化活動を推進しています。
今回伺ったのは、利根中学校で行っている吹奏楽クラブと芸術クラブです。中学校・地域が一体となったクラブ活動の運営を行っています。
運動部活動と合わせての取組
利根町では、教育委員会に「すぽかるとね」という地域クラブの事務局を設置し、地域クラブの活動の運営をしています。運動クラブ、文化クラブ両方を担当しています。
生徒は学校の部活動とは別に、地域クラブに申し込んで活動をします。この場合、同じように活動をしていても、平日は部活動として、土日は地域クラブとして活動をするという形になります。地域クラブの活動日の出欠は、事務局で確認をします。
兼職兼業教員や専門家による指導
吹奏楽クラブでは、兼職兼業教員による指導を行っています。学校の施設や楽器をそのまま使用できるのがメリットです。
美術クラブでは、地域の専門家の個人のアトリエで活動を行っています。美術教室に通っている一般の方と一緒に活動し、イラストから本格的な絵画まで、広げ、深めていくことができます。
顧問の先生(吹奏楽)の声
土日に部活動として活動しないので、ある程度の演奏ができるようにするために、地域クラブの活動は貴重です。部活動と比較して、使える部屋が限られる、活動内容が限られるなど制約が多いという点で慣れない部分もあります。
指導者の方(美術)の声
芸術は終わりのない世界なので、大変な面もありますが、生徒の皆さんは熱心に取り組んでいます。美術教室という形だと敷居が高いと感じる生徒も、クラブということで、まずは気軽に、様々な方が参加できるのが良いですね。
お問い合わせ先
茨城県教育庁 学校教育部 義務教育課 指導担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5226
FAX:029-301-5339
メールアドレス:gikyo@pref.ibaraki.lg.jp