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公立学校の教員になるには(選考試験の変更点・補足説明など)

公立学校(小中学校、高等学校、特別支援学校)の教員等になるには、その相当する教育職員の免許状を所有し、県教育委員会が行う採用選考試験に合格したあと、採用候補者名簿に登載されなければなりません。

教育職員免許状については、こちらのページをご覧ください。

茨城県教職員採用情報は、こちらのページをご覧ください。

【25卒向け】茨城県教育委員会|ワンキャリ企業ラボ(2024年2月配信)

株式会社ワンキャリア主催「ワンキャリ企業ラボ」に出演し、教員選考試験についての説明や、試験日程の前倒しなど、5つのトピックスについての対談等を行いました。
本県の教員選考試験を受験予定の方はもちろん、受験をご検討中の方は、ぜひ一度ご視聴ください。

動画内での対談トピックス
  • 教員採用試験の日程を前倒ししたのはなぜ?
  • 二次試験内容を変更した経緯について教えて!
  • 茨城県の教員の「働き方」は進んでいるの?
  • 民間企業では経験できない「教員」の仕事って何?
  • どんな人に採用試験を受けて欲しい?

実施要項及び出願に必要な書類

詳しくはこちらをご覧ください。

電子申請の手続き

電子申請については、「令和6年度採用茨城県公立学校教員選考試験の電子申請について」で詳しい手続きが示されているので、確認してください。

電子申請で、志願書等を提出した後の申請内容の訂正

出願者からの申請を確認し、教育改革課で仮受付の処理をしたあとは、出願者が申請内容を訂正することはできません。
申請内容に誤りがあった場合は、教育改革課に相談してください。

求める教師像

茨城県では「求める教師像」として、次の5つを挙げています。

  • 教育者として資質能力に優れた、人間性豊かな教師
  • 使命感に燃え、やる気と情熱をもって教育にあたることができる活力に満ちた教師
  • 広い教養を身に付け、子どもとともに積極的に教育活動のできる指導力のある教師
  • 子どもが好きで、子どもとともに考え、子どもの気持ちが理解できる教師
  • 心身ともに健康で、明るく積極的な教師

令和5年度実施と令和6年度実施の変更点

変更点は次のとおりです。

採用予定人数

小学校教諭
令和6年度実施 410名
令和5年度実施 410名
中学校教諭
令和6年度実施 280名
令和5年度実施 280名
高等学校教諭(中高一貫校教諭含む)
令和6年度実施 130名
令和5年度実施 130名
特別支援学校教諭
令和6年度実施 110名
令和5年度実施 100名
養護教諭
令和6年度実施 33名
令和5年度実施 21名
栄養教諭
令和6年度実施 2名
令和5年度実施 3名
実習助手(高等学校)
令和6年度実施 3名
令和5年度実施 2名
実習助手(特別支援学校)
令和6年度実施 1名
令和5年度実施 1名

一般選考

  • 「志願者の特例」に「大学3年生を対象とした前倒し選考通過者の一部試験の免除」を新たに設けます。
  • 「志願者の特例」の「国際貢献活動等経験者の一部試験の免除」の受験資格を拡充します。

特別選考

  • 「前年度第2次試験合格者を対象とした特別選考」を新たに設けます。

第1次試験「専門教科・科目」の試験内容

  • 中学校「英語」について、高等学校「英語」と同様に全て英文での出題とします。

第2次試験の試験内容

  • 「小論文」・「集団討論」・「個人面接」による試験構成を「模擬授業又は集団活動」・「個人面接」による試験構成に変更します。
 
試験内容対象区分
模擬授業小学校教諭・中学校教諭・高等学校教諭・養護教諭・栄養教諭
集団活動特別支援学校教諭

受験の年齢制限

59歳まで受験できます。

資格・経験等による特例

一般選考の中に、「志願者の特例」を設けています。特例は次の9つです。

  • 現職教諭等在職者の第1次試験並びに第2次試験の口述試験及び実技試験の免除
  • 正規任用教諭等経験者の一部試験の免除
  • 国際貢献活動等経験者の一部試験の免除 ※令和7年度採用(令和6年度実施)から受験資格を拡充
  • 英語の資格による一部試験の免除
  • 小学校担任経験者による第1次試験の免除
  • 前年度の結果による第1次試験並びに第2次試験の口述試験及び実技試験の免除
  • 社会人経験者の一部試験の免除
  • 教職大学院修了者の一部試験の免除
  • 大学3年生を対象とした前倒し選考通過者の一部試験の免除 ※令和7年度採用(令和6年度実施)から新設

それぞれの受験資格や免除される試験等については、実施要項で確認してください。

小学校教諭算数・理科教員について

小学校の児童に、算数や理科の楽しさや面白さを味わわせ、学力の向上を図る目的で採用し、全ての小学校に数学や理科の免許を保有する教員を配置する目的で実施しています。
受験資格や募集人数等の詳細については、実施要項で確認してください。

他校種の一般選考と併願できる選考枠「中学校教諭小学校併願」について

「中学校教諭」の区分で、この選考枠を志願した方は、第2次試験において不合格となった場合に、小学校教諭の志願者として選考します。この選考枠で合格した方は、小学校教諭として採用候補者名簿登載します。
試験は、中学校教諭と同様に第2次試験で「模擬授業」「個人面接」「実技試験(該当教科のみ)」を実施します。なお、志願者の特例、加点制度も申請することは可能です。

他校種の一般選考と併願できる選考枠「中高一貫校教諭技術中学校併願」について

「高等学校教諭(中高一貫校教諭含む)」の区分で、この選考枠を志願した方は、第1次試験において不合格となった場合に、中学校教諭(技術)の志願者として選考します。この選考枠で第1次試験に合格した方は、中学校教諭(技術)として第2次試験を受験することができます。また、第2次試験も同様ですので、この選考枠で第2次試験合格した方は、中学校教諭(技術)として採用候補者名簿登載します。
試験は、高等学校教諭と同様に第1次試験で「教職専門」「教科専門」、第2次試験で「模擬授業」「個人面接」「実技試験」を実施します。なお、志願者の特例、加点制度を申請することも可能です。

選考試験における講師経験の活用

一般選考の志願者の特例「小学校担任経験者による第1次試験の免除(実施要項4ページ)」や、「講師等経験者特別選考試験(実施要項6ページ)」を実施しています。

小学校担任経験者による第1次試験の免除

次のすべての要件を満たす方

  • 令和4年度及び令和5年度に、本県内の公立小・中・義務教育学校のいずれかにおいて、学級担任(特別支援学級担任を含む。)の経験がある方
  • 出願時において、本県内の公立小・中・義務教育学校のいずれかにおいて、学級担任(特別支援学級担任を含む。)として勤務している方
  • 令和4年度から令和5年度(出願時)までに、小学校(義務教育学校の前期課程を含む。)の学級担任(特別支援学級担任を含む。)の経験がある方

出願者は第1次試験全ての試験が免除になります。詳細については、実施要項で確認してください。

講師等経験者特別選考試験

受験する校種・職種において、公立学校における非常勤講師を除いた臨時的任用の講師、養護助教諭、実習助手、寄宿舎指導員、又は任期付教員として勤務し、直近4年で12月以上かつ、出願時において臨時的任用職員等として勤務している方、又は、直近4年で24月以上の講師経験を有する方が出願できます。
出願者は「単願」か「併願」のいずれかで出願し、「単願」の場合、第1次試験のうち「教職専門」の試験が免除になります。実施する校種・教科・科目・募集人数等の詳細については、実施要項で確認してください。

加点申請における司書教諭の証明書類提出方法

司書教諭の資格を既に有している場合

写しを次のいずれかの方法で提出してください。

  • 写しを電子化(PDFファイル)し、電子申請時にPⅮFファイルを添付
    提出期限:令和6年3月29日(金)午後5時
  • 写しを郵送
    提出期限:令和6年3月31日(日)消印有効

司書教諭の資格を取得見込みの場合

  • 「単位修得証明書(司書教諭)」を、第1次試験当日に提出してください。
    「司書教諭講習修了証書」取得後、「司書教諭講習修了証書」を速やかに提出してください。
    提出期限:令和6年3月31日(日)

取得見込の教員免許状が取得できなかった場合

志願校種の免許状が取得できない場合は、採用候補者名簿登載及び採用内定を取り消します。
加点制度等の申請をする際には、確実に取得できるものについて申請してください。申請し、合格した後に取得できなかった場合については、採用候補者名簿登載及び採用内定を取り消すこともあります。

大学等推薦特別選考の対象大学、中学校・高等学校の対象教科

大学等推薦特別選考の対象となる大学については、茨城県教育委員会が対象となる大学や教科について、直接、大学に大学推薦特別選考実施要項を送り指定しています。詳細は、大学に問い合わせてください。

電子申請の手続き

電子申請については、下記リンクをご覧ください。
本年度は、出願期間中に、一度申請したものを受け付けてしまうと、訂正して再度申請することはできません。間違いがあった場合は、担当課に相談してください。
システムに関する問合せは、コールセンターに電話してください。(フリーダイヤル:0120-464-119 ※平日午前9時〜午後5時まで)

茨城県公立学校教員選考試験の電子申請について

電子申請窓口出願期間

申請窓口が開設されるのは、出願期間の4月11日(月)午前9時~5月6日(金)午後5時までです。それまでは、入力はできません。

「いばらき輝く教師塾」の実施について

今年度も実施予定です。詳しくは、こちらをご確認ください。

茨城県教育研修センター

障害者を対象とした選考

障害者を対象とした選考を実施しています。詳細は実施要項6ページ「【5】障害者を対象とした選考」をご覧ください。
ご不明な点、ご質問等は教育改革課までご相談ください。

私立学校における正規任用者対象の試験免除制度

免除等に該当にする選考枠はありません。

過去の教員選考試験の問題

茨城県庁3階 行政情報センターで見ることができます。
詳細は行政情報センターにお問い合わせください(029-301-2152)。

選考試験の説明会

新卒者向けの説明会については、全国各地の大学を訪問して説明会を実施しています。

お問い合わせ先

茨城県教育庁 学校教育部 教育改革課 採用担当

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5208
FAX:029-301-5309
メールアドレス:kyokai1@pref.ibaraki.lg.jp