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茨城新聞社より、茨城大学名誉教授の鈴木暎一さんの著書を寄贈していただきました。
11月17日(月)、茨城大学名誉教授の鈴木暎一さんの著書『光圀・斉昭・東湖-水戸藩の三傑を語る』を、茨城新聞社より、県内の高等学校等に1冊ずつ寄贈していただくこととなり、県庁舎22階の教育長室で寄贈式が行われました。
茨城大学名誉教授の鈴木さんは、茨城県出身であり、日本史、特に水戸藩史・国学の研究がご専門です。主要著書として『水戸藩学問・教育史の研究』、『国学思想の史的研究』、『徳川光圀』などがあります。
鈴木さんは、柳橋常喜教育長との懇談の中で、「年代や人物名を暗記するだけではなく、先人の研究との解釈の違いや、歴史の登場人物が果たした当時の役割などについて、新たな発見や気付きを得ることが面白い。本書が、歴史を学ぶ喜びとしての教養書となると嬉しい。」と述べられていました。
また、寄贈くださった茨城新聞社を代表して社長の渡辺さんは、「光圀、斉昭、東湖は郷土史におけるスーパースターであり、ぜひ地元の高校生に広めてほしいという願いを込めて寄贈します。」と、お話ししてくださいました。
柳橋教育長からは、寄贈の御礼とともに、「歴史に関わる人々と、本の中で出会えるのは大変貴重な機会であり、歴史の重要人物を知り、郷土への誇りをもつきっかけとなるよう、生徒へ紹介していきたい。」との言葉がありました。
今回の寄贈により、各学校の学校図書館でいつでも読めるようになります。これらの本を読んだ生徒の皆さんが、郷土史に興味をもつきっかけとなり、郷土の素晴らしい先人に誇りを感じる機会となることを期待します。