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県立鹿島灘高校3年次生の谷藤彪流(やとう たける)さんが令和6年度全国定時制通信制体育大会柔道競技で優勝しました

令和6年8月4日

8月4日(日)に、柔道の総本山である講道館(東京都文京区)で行われた、第55回全国高等学校定時制通信制柔道大会において、鹿島灘高校3年次生谷藤彪流さんが個人戦90㎏以下級で見事優勝しました。
優勝した谷藤さんは中学校1年生から柔道をはじめ、日々の稽古で実力をつけることで、高校でも柔道を続けようと、鹿島灘高校に入学しました。2年前の1年次には、同大会において、個人戦90㎏超級で全国3位に入り、「次こそは優勝」と目標を掲げましたが、昨年は県大会において同階級の選手に決勝戦で敗れ、全国大会に出場できませんでした。
谷藤さんは悔しさとケガが重なり、あきらめようと思いましたが、今年は最後の全国大会出場のチャンスでもあり、階級を変えて出場することを決め、陸上部にも所属し、瞬発力やスピードを活かすトレーニングに励みました。迎えた県大会では、ケガの影響で思うように技がかけられませんでしたが、昨年度決勝で敗れた選手に抑え込みで勝利し、見事、全国大会出場を決めました。全国大会では並みいる強敵に勝利しながら、決勝戦では同階級での前年度の優勝選手に一本勝ちで勝利し、2年前の悔しさを晴らす優勝となりました。
優勝した谷藤さんは、来年3月には高校を卒業予定ですが、自衛隊への入隊を希望しています。「全国優勝して、正直ほっとしている。これからも柔道を続けて、さらに自分を磨いて活躍したい。」と話しました。