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雲研究者である荒木健太郎さんより、著書を寄贈していただきました。
このたび、雲研究者である荒木健太郎さんから著書を寄贈していただくこととなり、10月11日(金)、県庁舎22階の教育長室で寄贈式が行われました。映画『天気の子』の気象監修者としても有名な荒木さんは、茨城県出身であり、現在はつくば市にある気象庁気象研究所で、災害をもたらす雲のしくみの研究に主任研究官として取り組まれています。
荒木さんに寄贈していただいた著書のうち、『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』(ダイヤモンド社)は、県内すべての小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校に1部ずつ、『てんきのしくみ図鑑』(Gakken)は、県内すべての小学校・義務教育学校・特別支援学校に1部ずつ送られることとなります。
荒木さんは、柳橋常喜教育長との懇談の中で、「昨今、甚大な被害をもたらす気象災害が頻発しています。災害に備えるためには、日常的に災害への備えに取り組む必要がありますが、『防災』というと 受け身になって肩に力が入ってしまい、なかなか継続するのは難しいのではないかと感じています。そこで、日々の空や雲を楽しみながら学ぶことで、理科教育や防災教育を推進したい」と述べられていました。
令和4年度には、『すごすぎる天気の図鑑』及び『もっとすごすぎる天気の図鑑』(KADOKAWA)を寄贈していただきましたが、今回は、めくって学べるしかけ図鑑と、より詳細なしくみまで記載のある科学読み物を寄贈いただきました。
今回の寄贈により、荒木さんの新たな著書が各学校の学校図書館でいつでも読めるようになります。これらの本を読んだ児童生徒の皆さんが、気象や、理科について興味をもってくれることを期待します。
お問い合わせ先
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