10月30日(水)、県立竜ヶ崎第一高等学校書道部の森下咲良さんが、「高校生国際美術展」書の部において最高賞である「キングズ・ファウンデーション賞」を受賞し、大井川和彦知事と柳橋常喜教育長をそれぞれ訪問しました。

「高校生国際美術展」は、「美術の部」と「書の部」があり、今年で25回目の開催となります。この美術展は、「高校生の豊かな才能を見出すこと」、「生涯芸術を愛する豊かな心を育むこと」、「次世代の芸術を担う人材や、国際貢献できる人材を育成すること」を目的として国立新美術館で開催されました。国内外の入賞作品を一堂に展示して、若者達の国際交流も図っています。
今年度は、9,766点の応募があり、一次審査、二次審査を経て、森下さんの作品「左繍叙」(さしゅうのじょ)が書の部の頂点となる最高賞を受賞しました。また、上位入賞者として、海外生徒との国内交流ツアーに参加しました。

表敬訪問で森下さんは、「この美術展は、入選することも難しいと聞いており、その中で自分が最高賞をもらえるとは思っていなかった」「最初は信じられなかった」と受賞時の感想を語ってくれました。また、将来について聞かれ、「英語をもっと勉強し、海外に行ってたくさんのことを学び、そこで書道の良さも伝えていきたい」と語ってくれました。柳橋教育長からは「人との出会いをこれからも大切に、とことん自分の好きなことを伸ばし、海外で活躍してほしい」と激励のことばがありました。

森下さんのさらなる活躍を願うとともに、これからも書道の技術と表現力を磨き、夢を実現してほしいと思います。