令和6年12月26日(木)、「令和6年度第2回高等学校等における楽しい学校づくりに向けたワーキングチーム」を開催しました。この取組は、県教育委員会が推進している他者と協働しながら積極的に社会参画意識を育む教育の一環として、生徒会活動をはじめとする生徒の自発的、自治的な活動の充実を図ることを目的として行われたものです。

今回は、認定NPO法人カタリバの藤本雅衣子さんをファシリテーターとして、取手市総務部情報管理課長の岩﨑弘宜さんを助言者としてお招きし、県南地区の県立高校8校(江戸崎総合、取手第一、取手第二、取手松陽、藤代、藤代紫水、牛久、牛久栄進)の生徒会役員等19名及び教員が参加しました。

8月に実施された第1回の同ワーキングチームにおいては、学校生活におけるルールについて、生徒が主体となって見直す取組について理解を深めました。
第2回である今回は、各校で実践してきたことについて、成果及び解決すべき課題を発表するとともに、校則や服装規定の見直し、学校行事の充実、SNSを活用した生徒による学校の広報活動など学校間で対話や質疑応答をとおして交流しました。

最後に、他校の発表やファシリテーターの助言を活かし、各校が楽しい学校づくりに向けたアイディアを出し合い、「ネクストアクション」として、各校における課題の解決に向けて今後取り組みたいことを宣言しました。

茨城県の多くの高校生が、自分が学ぶ学校に愛着をもち、課題があれば解決方法を考えて、解決に向けて主体的に行動していくことで、社会参画する力を育んでいくことを期待しています。