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鉾田第二高校の生徒と幼稚園児が農業体験で交流
6月1日(水曜日)、鉾田第二高等学校農業科の3年生5名が、鉾田幼稚園の園児19名を対象に、サツマイモの苗の植え付けを指導しました。
この行事は、農作物の栽培、収穫を通して園児に農業の魅力を伝えるとともに、園児を指導・交流することで生徒の社会性を育むことを目的に毎年行われています。
当日は、快晴の中、鉾田二高のほ場(畑)で生徒と園児の顔合わせを行いました。最初は、互いに緊張してる様子でしたが、生徒たちが苗の植え付け方法を実演しながら指導すると、徐々に緊張がほぐれ、園児たちはていねいに苗を植え付けることができました。
苗を植えの後、園児からは「楽しかった」「もっとやりたかった」という声が口々に聞こえ、農業を体験するよい機会となりました。
園児たちは、このほか温室で栽培しているメロンやキュウリの観察、肉牛の餌やりなども体験しました。
指導した生徒からは、「今日の体験が園児の楽しい思い出となって、この先農業について興味を持ってくれたらうれしい」「幼稚園児に教えるのは難しかったけど、楽しいと言ってもらえてよかった。10月の収穫でも喜んでもらえるようしっかり育てていきたい」などの声が聞かれ、1時間程度の短い時間ですが、交流による学びは大きかったようです。
今後は、ナシやブドウの収穫体験のほか、10月には、今回植え付けを行ったサツマイモの収穫を予定しています。
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