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県立石岡第一高等学校 日本三名園「偕楽園」で梅の剪定実習を実施

令和7年12月11日
剪定実習の様子
剪定実習の様子
剪定する枝の見極め方などの説明
参加者で記念撮影

令和7年12月11日(木)、県立石岡第一高等学校造園科1年生32名が、日本三名園の一つである偕楽園において、梅の木の剪定作業を行いました。本取組は、造園に関する生徒の興味・関心を高めるとともに、郷土に対する誇りや愛着心を育むことを目的に、茨城県造園建設業協会及び茨城県水戸土木事務所の協力のもと、平成27年より実施しており、今回で11回目の開催となります。
当日は、午前中に偕楽園の成り立ち等について説明を受けた後、本園を巡り、各所で詳細な解説を受けながら学びを深めました。
午後は、偕楽園拡張部の猩々梅林にて、梅の木の剪定に取り組みました。はじめに、卓越した技能を有する「現代の名工」の称号を持つ造園技術者の方々から、枝の切り方や樹形の整え方、鑑賞の視点を踏まえた仕上げの考え方などについて丁寧な指導を受けました。その後、生徒は6班に分かれ、担当する梅の木の剪定から仕上げまでを行いました。作業を通して、生徒は枝ぶりや芽の付き方を観察しながら、樹木の状態に応じた判断の大切さを学ぶとともに、造園の奥深さや魅力を実感する機会となりました。生徒からは、「どの枝を切ればよいのか判断するところが難しかったが、造園のプロの方々が丁寧に教えてくださったおかげで理解が深まり、とても楽しかった」との感想が聞かれました。また、「ここを切れば梅が咲いたときにきれいに見えるという、鑑賞を意識した切り方を学ぶことができたのが良かった。今後、この学びを生かしていきたい」と、学びを今後につなげたいという声も寄せられました。
閉会式では、生徒代表が、「日本三名園の一つである偕楽園で、梅の剪定をご指導いただき誠にありがとうございました。今後も造園技能を学び、将来に生かしていけるよう努力します」と謝意と今後の抱負を述べました。
今回の実習で得た経験と学びは、生徒一人ひとりの技能向上と進路意識の醸成につながる貴重な機会となりました。今後、学校での学習や実習を通して技術をさらに磨き、地域の緑を守り育てる担い手として、生徒たちがそれぞれの場で活躍していくことが期待されます。