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土浦第二高校 内山旬人さん「高校生バイオサミット」環境大臣賞受賞で表敬訪問

令和8年3月24日
柳橋教育長へ研究内容を説明する内山さん
内山さんに調査方法を尋ねる柳橋教育長
記念写真

3月24日(火)、県立土浦第二高等学校1年の内山旬人(うちやま しゅんと)さんが、昨年8月に開催された「第15回高校生バイオサミット」において環境大臣賞を受賞したことについて、教育長に報告しました。
本大会は、2011年度から開催されている生物・環境分野の全国大会です。内山さんは決勝に進出し、キバネツノトンボの生態解明に関する研究が、市民科学の視点を踏まえた基礎的研究として環境理解に大きく貢献する点が高く評価され、環境大臣賞の受賞につながりました。
研究対象であるキバネツノトンボは、「トンボ」という名称がついているものの、一般的なトンボ類とは異なるツノトンボ類に属する昆虫で、日本国内でもその生態はほとんど解明されていません。内山さんは小学校5年生から研究を始め、5年以上にわたり観察を継続してきました。野外観察と飼育を中心とした手法により、成虫の行動や産卵・ふ化、羽化、幼虫期の生態に至るまで生活環の全体像を明らかにし、特に夜間に活動を停止する「夜間休止」の行動の発見は、学術的にも注目される成果です。
内山さんから研究の経緯や継続できた理由について説明があり、「観察そのものを楽しめること」、「発見が次の疑問につながること」、「地域の自然環境や専門家の支援があったこと」などが、研究を継続する原動力であり、周囲への感謝の気持ちとともに支えとなっていることも語られました。
教育長からは、「自ら課題を見出し、継続して探究する姿勢は大変素晴らしい」との称賛の言葉が贈られました。内山さんは「まだ分かっていないことが多く、研究を続けていきたい」と今後の抱負を述べました。
本研究のさらなる深化とともに、内山さんの取組が同世代の生徒の探究活動への関心を高め、探究心と継続力を基盤とした今後のさらなる活躍が期待されます。