県では、11月1日を「いばらき教育の日」、11月を「いばらき教育月間」と定め、学校・家庭・地域社会が連携を図り、県民の皆様一人ひとりに教育に対する関心と理解を深めていただけるよう、様々な取組を推進しています。

令和5年11月18日(土)には、石岡市中央公民館大講堂で「ヤングケアラーを支える地域社会～こどもがこどもでいられるために～」をテ－マに、徳井健太氏による基調講演「僕、ヤングケアラーでした。」と、県内教育関係者4名によるパネルディスカッションを行い、198名の方に参加いただきました。

第1部では、吉本興業(株)所属の芸人・平成ノブシコブシの徳井健太さんを講師にお迎えし、「僕、ヤングケアラーでした。」と題し、徳井さんご自身の経験を踏まえた内容でご講演をいただきました。
第2部のパネルディスカッションでは、地域・学校・保護者、さらには行政の関係者がパネリストとなり、様々な視点でヤングケアラーについての理解や今後の対応について活発な意見交換をしていただき、これからの地域社会の在り方について考える機会となりました。
参加された方からは、「ヤングケアラーの現状について深く考えることができた」「気づくこと、関わり続けることが大切だと感じた」「子どもたちのために地域全体で取り組んで行くべき」など、多くの感想が寄せられました。