龍ケ崎市 RTC吹奏楽クラブ

龍ケ崎市 RTC吹奏楽クラブ
ポイント
  • 教育委員会(文化・生涯学習課)が主導の運営体制
  • 「できるところから進める」フットワークの軽さと、状況に応じた柔軟な伴走支援
  • 「龍ケ崎市立学校施設の利用に関する規則の一部を改正する規則について」の管理規則改正など、指導者が活動しやすい環境づくり

見学:令和6年10月4日(土)

龍ケ崎市では、中学校の吹奏楽部活動を円滑に地域クラブへ展開するため、教育委員会の文化・生涯学習課が中心となり「RTC龍ケ崎吹奏楽クラブ」を運営しています。基本的には学校内の吹奏楽部をそのまま地域クラブに移管する形をとっていますが、部員数や顧問の意向、学校の開錠・施錠に関する仕組みなど、環境は学校ごとに様々です。
そのため、一律に展開するのではなく、地域展開の「下地づくり」として、各校の実態に即し、市内5中学校へ地域人材(部活動指導員や地域クラブ指導者)を派遣したり、管理規則改正を変更したりするなど、柔軟な支援を展開しています。担当者がフットワーク軽く「できるところから実践する」スタンスで臨んでいることが、本取組の大きな特徴となっています。

緊密な情報交換と多角的なサポート体制

運営面では、市内の専門指導者や吹奏楽部の顧問経験がある校長などから、専門的な助言を受ける体制を構築しています。さらに、学校の顧問、市の部活動コーディネーター、社会教育主事らがオンライン会議等を通じて定期的に集まり、緊密な情報交換を実施。今後の方向性や生徒・保護者のニーズ、現場の課題をタイムリーに共有し、施策へと反映させています。学校の顧問も地域展開の方向性を深く理解し、建設的に参画・協力する姿勢で取り組んでいます。

指導者が活動しやすい環境整備と制度改正

地域展開に伴い、休日の学校施設の管理が課題となるケースが多い中、龍ケ崎市では指導者が自ら学校の開錠・施錠を行えるよう、教育委員会定例会にて「学校管理規則」を改正しました。制度的な課題に対して迅速な規則改正を行うことで、指導者が安全かつ円滑に活動に専念できる、先進的な環境づくりを実現しています。

地域クラブ指導者との合奏練習の様子
オンライン会議の資料
関係者の声

移行期の課題は学校ごとに異なるため、全ての学校で一斉に同じ手法をとることは不可能です。だからこそ、それぞれの部活動の状況を見極め、個別のアプローチで『できるところから始める』ことを大切にしています。顧問、部活動コーディネーター、社会教育主事が緊密に情報交換を行える場があるため、現場の状況に応じたタイムリーな軌道修正や支援が可能です。顧問の先生方も、改革の方向性を前向きに捉え、建設的に参画してくださっていることが何よりの推進力になっています。