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県立竜ヶ崎南高校「ひまわりプロジェクト」報告会を実施

令和5年2月6日
報告会の様子
萩原市長へのカルタの贈呈
新聞記者からの質問に答える生徒

12月20日(火)、竜ヶ崎南高校が、龍ケ崎市役所において、市と連携して実施してきた「ひまわりプロジェクト」についての報告会を行いました。

このプロジェクトは、福島県のひまわりの種を市民や生徒等の協力者に配布し、ひまわりの花を咲かせて種を増やし、学校等がそれを回収して福島に送り、バイオ燃料の原料等にしてもらうというもので、福島県の雇用創出、絆づくり、防災教育に繋げるという狙いがあります。

竜ヶ崎南高校は、令和4年度で創立40周年となります。それを記念して生徒会が中心となり、6月からこのプロジェクトを始動し、7月からはこの活動で深められた「絆」を形に残すため、龍ケ崎市及び福島市、二本松市の協力を得て、それぞれの名所と名物を英語で紹介する「絆カルタ」を制作してきました。

萩原勇龍ケ崎市長や市役所関係者、報道関係者等、十数名が参加した報告会で、生徒会長の関野さんが、プロジェクトのきっかけや概要等についてスライドを使用して説明しました。その後、萩原市長と岡部賢士市議から福島県に送る種を受け取り、返礼に「絆カルタ」を贈呈しました。

関野さんは、「生徒会に東日本大震災で肉親を失った生徒もいて、震災復興の支援に役立ちたいと思っていました。深刻な被害を受けた福島が一日でも早くかつての生活を取り戻せるようを願っています。種と一緒に、私たちの思いも届いて欲しいです。このプロジェクトを通じ、学校だけでは学べない地域社会との関わりを体験し、大きく成長できたと思います」と振り返りました。

※このプロジェクトへの取組については、令和4年12月28日(水)の朝日新聞(朝刊・茨城県版)、令和5年1月7日(土)の読売新聞(朝刊・茨城県版)、令和5年1月22日(日)の茨城新聞に掲載されました。

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