11月18日(金曜日)、つくば特別支援学校の生徒が、県立図書館から会議等の出席者名を示すネームスタンドの作成依頼を受け、納品会を行いました。

これは、以前に制作した足踏み式消毒ポンプスタンドを県立図書館等に寄贈したことがきっかけで、知的障害教育部門高等部の生徒たちが、作業学習の授業の中で廃材の木材を活用し、120個のネームスタンドを丁寧に作り上げたものです。

生徒を代表して、高等部3年生の今井さんから、作成機会を与えていただいたお礼と「この製品は、切り出した木材を3種類の紙やすりと磨き布を使って、一点一点丁寧に磨き上げ、最後に焼き印を押しました」との説明があり、本橋源己校長からも、「自立と社会参加を目指す子どもたちにとって、この上ない実践の場となり、県立図書館のような公共の場所で使っていただけることで、自信にもつながります」との挨拶がありました。

小田部修一図書館長からは、「たいへん丁寧に、素晴らしいネームスタンドを作っていただきました。大切にいろいろなところで使わせていただきます」との感謝の言葉をいただきました。