フォトニュース
並木中等教育学校生徒の科学系国際大会入賞に係る教育長表敬訪問
10月16日(金)、県立並木中等教育学校6年の星野早紀子(ほしの さきこ)さん、菩提寺璃子(ぼだいじ りこ)さん、4年の前川心花(まえかわ みはる)さんが、科学系国際大会において優秀な成績を収めたことについて、柳橋常喜教育長に報告しました。
星野さんと菩提寺さんは、今年8月にシンガポールで開催された「Global Link Singapore 2026」において、基礎科学分野の特別賞「Analysis賞」を受賞しました。同大会は、アジアを中心とした12の国と地域から430名が参加し、研究成果を英語で発表する国際コンテストです。二人は、今年3月の「つくばScience Edge 2026」で最高賞となる文部科学大臣賞を受賞し、同大会に派遣されました。
また、前川さんは、今年8月にマレーシアで開催された「Science Castle ASIA 2026」において、口頭発表分野の金賞を受賞しました。同大会にはアジア11か国から319チームが応募し、書類審査を経て12演題が口頭発表に選出されました。前川さんは、昨年12月の「Science Castle World 2025」で東京科学大学賞を受賞し、今回の国際大会への参加につながりました。
表敬訪問では、3名がそれぞれの研究成果についてプレゼンテーションを行いました。前川さんは、汗を利用して発電するウェアラブルバッテリーの開発について、身近な疑問から研究を始め、発電量や安定性の向上に向けて実験を重ねてきた過程を説明しました。星野さんと菩提寺さんは、スマートフォンを用いて、植物などに含まれるビタミンCを簡単かつ高精度に測定する方法について、従来の測定方法の課題や、その解決に向けた工夫を紹介しました。
発表後の歓談では、柳橋教育長が研究に取り組んだきっかけや、実験を進める上で苦労した点などについて質問し、生徒たちはこれまでの試行錯誤や、教員・先輩らとの議論を通じて研究を深めてきた経験を語りました。
柳橋教育長からは、高い水準の研究に取り組んでいることへの称賛とともに、研究を通じてさまざまな分野の知識を結び付け、多くの人との議論や試行錯誤を重ねることが、将来さまざまな課題に向き合う力につながるとの激励の言葉が贈られました。
身近な疑問を出発点に、粘り強く研究に取り組み、国際的な舞台で成果を収めた3名の姿は、県内の同世代の生徒たちにとっても大きな刺激となります。今回の経験を糧に、3名が今後さらに探究を深め、活躍していくことが期待されます。