1月28日(土)、大阪工業大学で、FA・ロボットシステムインテグレータ主催の「2022ロボットアイデア甲子園全国大会」が開催され、つくば工科高校ロボット工学科2年生の押木さんが、『最優秀賞』を受賞の快挙を達成しました。

ロボットアイデア甲子園は、創造性とプレゼンテーション能力を育成することを目的とした大会で、ロボットを使用した新たなアプリケーションのアイデアや実際のビジネスプランを提案するものです。

全国21か所の地区大会から選出された高校生や高専生、専門学校生25名が全国大会1次予選で80秒間のポスタープレゼンテーションを行い、1次審査を通過した10名が、最終審査として5分間のプレゼンテーションを実施して、ロボットアイデア日本一を決定しました。

ロボット工学科2年生の押木さんは、世界トップシェアを誇る日本の産業ロボットが、ハードウェア、ソフトウェア両面で共通化されていない課題を取り上げ、ロボットハンドの共通化インターフェースを『GRIPPY』、その専用のアプリケーションソフトウェアを『robot store』と名付けて、ロボットやロボットの機能の多目的、多様化に対応するための解決策を提案しました。3DCADや3DCGソフトを駆使し、完成度の高いポスターや動画作品に仕上げ、全国一位となる『最優秀賞』を受賞しました。

押木さんは、「この大会に出たことで、ロボットについてより深く考えるきっかけになった」と語り、多くの家庭にロボットが普及する未来を目指して研究を続けています。