3月15日(水)、石岡第二高校の生徒が石岡市役所を表敬訪問し、「総合的な探究の時間」で制作した動画が『茨城の魅力を探究し発信する高校生コンテスト』(茨城大学人文社会科学部主催)で特別賞を受賞したことを谷島市長に報告しました。

2022年度、コンテストには茨城県から417点の作品が応募されました。このうち、一次審査を通過したのは21点です。表彰されたのは最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞6点でした。

特別賞を受賞した作品「FIND OUT KAKIOKA」は「カキオカカ」(足立・阿部・小林・額賀)が制作した約5分間の動画です。石岡市八郷の柿岡地区に焦点を当て、柿岡城の歴史、柿岡城最中や柿岡城祭りについて地元の方に丁寧にインタビューして制作しました。動画の中では柿岡城の軍勢が参加した「手這坂の戦い」(1569年)で当時の最新兵器の鉄砲が県内の合戦では初めて使用されたことを紹介しました。約5分間の動画の中に豊富な情報がコンパクトにまとめられていることや、「手這坂の戦い」の歴史的重要性を発掘した点に谷島市長からお褒めの言葉を頂きました。

動画制作を主導した額賀さんは、「本選で他の高校生の動画を観た時に、どれもレベルが高く、賞をとるのは難しいかもしれないと思っていたので、私たちの作品が特別賞だと発表された時はとても嬉しかったです」と振り返っていました。

石岡二高では、今後も地域の魅力を発掘し、発信する探究学習を推進してまいります。