8月22日(火)、23日(水)の両日、つくばサイエンス高校で、体験講座「サイエンストレーニングプログラム」が開かれた。この講座は、探究活動への興味・関心を高めることをねらいとしたもので、同校がオンラインで配信しているロボット・情報・建築・化学生物の4分野の学習コンテンツに関連した演習・実験に、中学生50人が取り組んだ。

初日は、ロボットを最適に動かすアルゴリズムや情報と通信の技術での社会課題解決などを体験し、参加した中学生同士で意見交換を行った。2日目は、建築の“強い構造”の仕組みや微生物の発酵などの実験に取り組み、条件設定を変えながら研究した。

参加した中学生は、「ロボットに興味があって参加した。アルゴリズムを考えるのが楽しかった」、「話し合うのが楽しかった。AIと人間が共存できるとよい」、「協力して作るのが楽しかった。色々な構造を調べてみたい」、「条件を一つ変えると結果が大きく変わって、興味深かった」と感想を述べた。
同校の担当者は、「サイエンストレーニングプログラムのオンライン動画の学習コンテンツは学校のWebサイトで公開しているので、探究活動や自由研究などにも役立ててもらいたい」と話した。

サイエンストレーニングプログラムWebサイト