11月15日(水)、県立水戸第三高等学校で、世界的ジャズピアニストの宮嶋みぎわさんが講演会を行いました。
宮嶋さんは、茨城県出身で、大学卒業後、民間企業で働いた後、2004年30歳で音楽家に転身、音楽大学に行かず独学でプロとなりました。2012年9月、文化庁新進芸術家海外研修制度・研修員としてニューヨークに移住し、現在は、日米両国で自らの楽曲を演奏するビッグバンドを率いるほか、世界的なサックス奏者Steve Wilsonなど他アーティストへの楽曲提供なども行っています。
体育館での講演会では、水戸三高1・2年生全生徒、3年音楽科の生徒、計約600名に対し、「未来を自分の手で前向きに変える方法 - 非現実的な夢を幾つも叶えた経験から」と題した講演が行われました。宮嶋さんからは、「学校生活や進路など、高校生の時は悩むことも多いけれど、自分の心を大切にしながら頑張って欲しい。」といった生徒への激励の言葉や情熱的なピアノ演奏があり、講演会に参加した生徒からは、「紆余曲折を経て音楽家になった話はとても参考になった。」、「私たちの心に寄り添ったとても良い講演だった。」といった感想が聞かれました。
講演会の後は、音楽室で、宮嶋さんと音楽科の生徒との交流会が行われ、生徒は世界的な音楽家とのセッション等、貴重な体験をすることができました。