11月8日(水)、筑西市立大田小学校において、地域のガソリンスタンドと連携した防犯教室が行われました。これは、児童が不審者と遭遇した際の対応を学ぶとともに、「かけこみ110番」の周知とガソリンスタンドを拠点とした地域の防犯体制作りを目的として、茨城県石油商業組合社会貢献委員会が主催し、実施したものです。
まず、茨城県石油商業組合社会貢献委員会委員長の小島守氏から、かけこみ110番について説明がありました。
次に、茨城県警察本部生活安全総務課による、「20mダッシュ訓練」(不審者から走って逃げる訓練)を行いました。児童は、6m離れた場所から追いかけてくる不審者から、全力で走って逃げ切りました。
その後、実際に通学路にあるガソリンスタンドで訓練を実施しました。ガソリンスタンドの手前で声を掛けられた児童がガソリンスタンドに駆け込んでくると、店の方が「どうしたの？」と声を掛け、児童をガソリンスタンドの安全な場所に誘導しました。店の人は声を掛けられた時の様子や、不審者の特徴について児童から話を聞きました。
訓練を終えた児童は、「いざというときに冷静な判断をするために、このような訓練は大事だと思った」と話していました。
茨城県石油商業組合に加入するガソリンスタンドには「かけこみ110番」の旗が設置されています。通学路や地域で旗が立っている場所を確認して、「登下校時に困ったことがあったときは助けてもらえるよ。」と御家庭でも話題にしてみてください。