県教育委員会では、学習指導や生徒指導等の教育分野のうち、特定の分野において創意にあふれ特色ある指導を実践し、顕著な教育効果をあげ、他の教職員の模範となる教職員(個人及び組織)を優秀教職員として表彰しており、今年度は、個人18名・組織2校の受賞が決定しました。
このうち、特に継続的な実践で成果をあげ、他の教員の指導力向上に寄与している4名の教員に対し、「ティーチャー オブ ティーチャーズ(TOT)」としてその功績を称えるため、11月22日(金)に県庁11階アトリウムにおいて表彰式を開催しました。式では、ティーチャー オブ ティーチャーズとして選ばれた4名へ、柳橋教育長から表彰状と記念品が授与されました。
式の後には、柳橋教育長・幡谷教育委員と受賞した4名等による懇談会を実施しました。TOTの4名からは、教員の仕事のやりがいや楽しさ、これまでの取組への情熱が語られ、参加者全員が深く共感し教員の魅力を再認識する機会となりました。

令和6年度「ティーチャー オブ ティーチャーズ(TOT)」受賞者の所属校、氏名、受賞にあたり評価された実践内容は以下の通りです。

東海村立村松幼稚園 根本 和典 主幹教諭
幼児教育の質の向上を目指した実践・発信及び子育て任意団体の立ち上げ

桜川市立樺穂小学校 成田 修子 指導教諭
授業改善に向けた校内の機能的な組織づくり及び地域に発信する能動的取組

北茨城市立中郷中学校 芳賀 洋介 教諭
技術科の学習指導の充実・発信及び核となって取り組む校内研修の推進

県立守谷高等学校 横島 真澄 教諭
手帳「もりすけ」を活用した「自己管理力・学習意欲」の育成、校内研修の企画・運営