5月10日(火曜日)、県教育研修センターで、令和4年度新任校長を対象とした「新任校長研修講座」を開講しました。

水戸・鹿行・県西地区の小・中学校の校長86名が参加し、「校長の役割とリーダーシップ」や「学校における人権教育」「学校におけるコンプライアンスの確立と危機管理」等の講義・演習を受講しました。

「校長の役割とリーダーシップ」では、田辺光博義務教育課長より、これからの学校教育の方向性から、管理職に必要な総合的なマネジメント能力を身に付け、リーダーシップを一層発揮できるよう、校長として求められる資質・能力、信頼される学校づくりについての講話がありました。
また、最後に田辺課長から、「子供たちがこの学校に在籍してよかったと思えるような学校にしてほしい」とのエールがありました。

「学校におけるコンプライアンスの確立と危機管理」の講義からは、校長としての心構えや危機発生時の対応、事例をもとにした信用失墜行為の禁止等について、これからどのように学校経営を進めていくかを考えました。

午後の演習では、グループごとに分かれ、演習事例をもとに問題点や事後の具体的な対応、こうした事態を招かないための取組について協議しました。

受講者からは、「講師の先生方から経験に基づいた具体的な実践を聞くことができ、今、知らなければならないこと、やらなければならないことをしっかりと把握することができ、大変役に立った」「校長としてのリーダーシップ、責任の重さを再確認することができた」等の感想が寄せられました。

令和4年度の「新任校長研修講座」は、6月2日(木曜日)に県北・県南地区の小・中学校、8日(水曜日)に高等学校・特別支援学校の新任校長先生方を対象に実施します。

研修センターは、学校改革を具体化し推進するリーダーシップをもった校長育成に努めてまいります。