4月16日(土曜日)、太田第一高校で、「卒業50周年・25周年祝賀会」を3年ぶりに開催しました。

この行事は、卒業50周年、25周年を迎えた同窓生が集まり、在校生と絆を深めてきた1957年から続く全国でも珍しい行事です。令和2年、令和3年はコロナ禍の影響により開催を見送っていましたが、今回は感染症対策を十分に行い開催しました。

在校生は各教室で中継による参加でしたが、在校生を代表して生徒会長の内海華さんがお祝いの言葉とともに、伝統を継承しつつもより良い学校つくりのための生徒主体による改革の意欲を伝えました。

また、祝賀式では、卒業50周年生代表として京都芸術大学大学院教授青木芳昭氏に、卒業25周年生代表として株式会社グロウスデイリー社長冨山哲也氏にご講演いただきました。お二人ともご自身が高校卒業後に経験し考えたことなどをお話しくださり、生徒が自らのキャリア形成や、将来を考える機会になった学校行事でした。

式典に参加した生徒からは、「先輩方が紡いできた歴史と、現在もご活躍されているたくさんの先輩方の姿に圧倒され、私も将来先輩方のようにみんなのために活躍していきたいと思いました」「講演を通して、社会的に成功している人の中に自分たちの先輩がいることを知り、そのような人たちに親近感が湧くと同時に、自分の将来を真剣に考えるきっかけとなりました」などの言葉がありました。