いばらきの文化財

国登録 有形文化財 建造物

武勇見世蔵ほか4棟1基

結城市

酒造場は北の通りに面して見世蔵と脇蔵が棟を並べ、その奥に東から製品蔵、仕込蔵が並び、西の通り沿いに旧釜蔵が建つ。煙突は旧釜蔵の東側に位置する。
見世蔵は木造二階建、建築面積224m2。江戸末期建立になるどっしりとした構えになる店舗で、結城に現存する見世蔵の中でも古い遺構である。
脇蔵は土蔵造2階建で、重厚な通り景観を構成する。
製品蔵は土蔵造2階建で、老舗酒造の風格を示す。
仕込蔵は土蔵造平屋建で、漆喰仕上げ。腰高に水切りをまわす。
旧釜蔵は土蔵造平屋建で、漆喰仕上げの妻面を大きく見せる。
煙突は高さは11mの煉瓦造で、地域に親しまれる。

武勇見世蔵ほか4棟1基

登録日 平成23年7月25日
所在地 結城市大字結城字浦町144
所有者 個人
武勇見世蔵
登録番号第08-0243号
構造木造2階建、瓦葺、建築面積224m2
建設年代江戸末期/昭和20年頃改修
武勇脇蔵
登録番号第08-0244号
構造木造2階建、瓦葺、建築面積49m2
建設年代明治後期
武勇製品蔵
登録番号第08-0245号
構造木造2階建、瓦葺、建築面積318m2
建設年代明治後期
武勇仕込蔵
登録番号第08-0246号
構造土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積207m2
建設年代明治42年
武勇旧釜蔵
登録番号第08-0247号
構造土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積60m2、保冷室付
建設年代明治37年/平成6年改修
武勇煙突
登録番号第08-0248号
構造煉瓦造、高さ11m
建設年代大正期/平成6年改修