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いばらきの文化財

国指定 有形文化財 建造物

重要文化財

旧矢中家住宅 本館・別館

きゅうやなかけじゅうたく ほんかん・べっかん

つくば市

セメント防水剤の開発などを行った矢中龍次郎の自邸として建設。
本館は木造平屋建、一部を地下室とする。短冊形敷地の中央に東面して建つ。和風を中心に洋風を加味した近代住宅。
別館は1階鉄筋コンクリート造、2階木造モルタル塗。主屋の北に南面して建つ。小壁に水墨画を描くなど上質な接客空間になる。
石蔵は南北3.6m、東西2.2mの小規模な石造平屋建で、主屋の西に東面して建つ。
大谷石を用いた擁壁に穿たれた横井戸は、総延長180mを測る石塀とあわせて屋敷景観を形成している。

旧矢中家住宅 本館・別館

2棟
指定年月日 令和5年9月25日
所在地 つくば市北条字古城94-1
管理者 個人
制作時期 昭和17年、昭和24年