いばらきの文化財
文化財種別
国登録 有形文化財 建造物
荒川家住宅母家ほか4棟
下館の中心街である田町の旧国道50号沿いに建つ荒七酒屋の住宅や店舗、蔵など5棟。主屋は木造3階建、モルタル塗りアールデコ調の洋館であるが、3階の屋根は宝形屋根とし帝冠様式的雰囲気を感じさせる特異な外観意匠を持つことから通りのランドマークになっている。また丸い明かり取りの窓や、2階部分に並ぶ窓のリズムにも特徴がある。
東側には隣接土蔵造2階建の店舗があり、かつては、醤油の醸造が行われ店舗として利用されたが、現在は酒店として活用されている明治期商店街の様子を伝えていることで貴重である。
3階建洋館の北方背後につながる平屋建ての付属屋(奥座敷・客間)を経て、この奥にある内蔵には、奥座敷壁面に県内では珍しい松と鶴の鏝絵仕上げがなされるなど、丁寧な造りの蔵である。また、敷地の東北端には大谷石による2階建石蔵がある。
荒川家住宅母家ほか4棟
登録日 | 平成11年8月23日 |
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所在地 | 筑西市甲868 |
所有者 | 個人 |
荒川家住宅主屋
登録番号 | 第08-0007号 |
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構造 | 木造3階建、瓦葺、建築面積139m2 |
建設年代 | 昭和8年 |
荒川家住宅店蔵
登録番号 | 第08-0008号 |
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構造 | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積99m2 |
建設年代 | 明治40年 |
荒川家住宅付属屋
登録番号 | 第08-0009号 |
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構造 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積50m2 |
建設年代 | 大正初期 |
荒川家住宅内蔵
登録番号 | 第08-0010号 |
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構造 | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50m2 |
建設年代 | 明治初年 |
荒川家住宅石蔵
登録番号 | 第08-0011号 |
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構造 | 石造2階建、瓦葺、建築面積83m2 |
建設年代 | 明治42年 |