いばらきの文化財
文化財種別
国登録 有形文化財 建造物
旧町屋変電所
常陸太田市
常陸太田市町屋は、江戸時代には宿場町として栄え、現在もその名残をとどめている建物を見ることができる。明治44年1月には旧太田町などに電気を供給した町屋発電所(現在は解体されているが、遺構は確認できる)が設置され、旧太田町とともに明治44年11月にはじめて電灯が灯り、町屋の人々は「電気見たけりゃ町屋へ行け」と誇りにし、町のシンボルになっていた。
この建物は、町屋発電所の変電施設として建設され、背の高い煉瓦造・切妻屋根の建物に、寄棟屋根の建物がつながる外観に特徴がある。県内初期の発電関連施設の遺構として貴重である。また、碍子はフランス製とみられる。
昭和30年頃まで変電所として利用されていたが、その後は地区の集会所として使用されており、町屋地区の保存会により周辺整備などが行われている。
旧町屋変電所
登録日 | 平成11年8月23日 |
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所在地 | 常陸太田市西河内下町1382-1 |
所有者 | 常陸太田市 |
旧町屋変電所
登録番号 | |
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構造 | 煉瓦造平屋建、鉄板葺、建築面積191m2 |
建設年代 | 明治42年頃 |