いばらきの文化財

国登録 有形文化財 建造物

谷田部家住宅長屋門

桜川市

谷田部家の長屋門は、かつての町人地(町屋村)と旧真壁城(古城村)の間に通じる旧街道の東側に位置する。
谷田部家は、近世初期からこの地にあって代々名主を務め、明治初期には戸長も務めた旧家である。
長屋門は桁行8間、梁間2間の寄棟造である。屋根は棧瓦葺であるが、以前は茅葺であった。正面北側を8畳の座敷、南側を板敷物置とし、正面各間に小さな与力窓も設けている。
谷田部家長屋門は、比較的保存状態も良く、真壁町に現存する多くの長屋門を代表する遺構である。

谷田部家住宅長屋門

登録日 平成12年10月18日
所在地 桜川市真壁町大字古城198-1
所有者 個人
谷田部家住宅長屋門
登録番号第08‐0043号
構造木造平屋建、建築面積74m2
建設年代江戸末期