いばらきの文化財

国登録 有形文化財 建造物

猪瀬家住宅薬医門

桜川市

猪瀬家の正門である薬医門は、旧真壁城から町人地へ延びる上宿通りに位置する。
猪瀬家の薬医門は、戸長を務めていた明治初期に建設されたと伝えられており、間口3メートル、内開きの板扉を吊り、両側に袖塀に小さな潜戸を設けている。欅材を用いた丁寧なつくりで、装飾細部は明治初期の造形をみせている。
真壁町の中心部には、猪瀬家住宅薬医門に代表される伝統的な門が20棟以上現存しており、街並み景観の重要な要素となっている。

猪瀬家住宅薬医門

登録日 平成12年10月18日
所在地 桜川市真壁町大字真壁1
所有者 個人
猪瀬家住宅薬医門
登録番号第08‐0044号
構造木造、間口3m
建設年代明治初期