いばらきの文化財

国登録 有形文化財 建造物

一色家住宅主屋

土浦市

土浦藩は、文久3年(1863)に常名(ひたな)村新郭(しんくるわ)に武家屋敷を造成し、江戸詰藩士がこの地に移り住んだ。造成面積約23万坪を石高によって屋敷割し、160戸の藩士を入居させた。新郭の中には、寛政11年(1799)に創設された土浦藩校「郁文館(いくぶんかん)」の分校である「采藻館(さいそうかん)」も造成に併せて設置され、藩士の子弟教育にも当たった。
新武家屋敷地内に建てられたこの建物は、土浦藩主土屋家から分かれた藩家老であり、また、明治期には茨城県内で最初の近代的銀行となった「第五十国立銀行」の創設者であった当主が居住した建物である。
茅葺寄棟建築で、敷地内には庭園もあり、当時の武家住宅の面影を残す武家屋敷遺構である。

登録基準: 国土の歴史的景観に寄与しているもの

一色家住宅主屋

登録日 平成13年8月28日
所在地 土浦市西真鍋町1918番地の1、3
所有者 個人
一色家住宅主屋
登録番号第08‐0052号
構造木造平屋建、建築面積201m2
建設年代江戸末期